SELECCAO-PORTUGUESA

　

アグリゲイトスコア１－１のまま、ペナルティー・シュートアウトでの勝負となった
チャンピオンズ・リーグ準決勝リヴァプール対チェルシーは、リヴァプールが
４－１でモノにし、決勝進出を決めた。


先日のボルトン戦に引き分け、プレミア制覇が遠のき、そして狙っていたＣＬでも
リヴァプールに苦杯を喫したチェルシー。

ここ数日で味わうチェルシーの絶望感は計り知れないものだろう。
チェルシー・サポーターではない自分でもその心情を少しは理解できる。
・・・ポルトガル代表がユーロ０４決勝、ドイツＷ杯準決勝で敗れた時や
今年のベンフィカがＣＬとＵＥＦＡカップで敗れた時と同じ気持ちだろう。

しかし、フットボールとはそんなものだろうと思う。
必ずしも戦力が充実したチームが勝つわけではないし、試合の主導権を
握ったチームが勝つわけではない。・・・カウンター一発で沈むなんてザラ。

ましてやＰＫなんてクジのようなもの。
・・・試合後、シェバも言っていた。

確かに、ＣＬだけに的を絞ったリヴァプールと多くのタイトルを狙っている
チェルシーが戦うのではフェアじゃないと言う人もいると思うが、やはり
チャンピオンズ・リーグという舞台で決勝に進んだリヴァプールには
拍手を送りたい。


ジョゼ・マリオ・サントス・モウリーニョ・フェリックス

「誰でも強くならなければならない時がある。」
「チェルシーの選手には誇るべきたくさんの理由がある。」

「チャンピオンズ・リーグだけに照準を合わせているチームに対して、
今日我々は最高のチームであることを示した。」

「延長戦では我々だけが勝とうと戦っていた。」
「しかし、フットボールとはそんなもんだ。」
「ＰＫもまた試合の一部である。」

「（チェルシーの）選手たちはチャンピオンズ・リーグで素晴らしい戦いをした。」

「私は常にリヴァプールに対して敬意を表した言葉を使っている。」
「多くを言う必要はない。」
「今日のベストチームはチェルシーだったと思う。」