13日の試合で06-07シーズンのプレミアが終了。
今シーズンは、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーの3連覇を阻み、
4年振りの優勝を飾った。
その中心にロナウドがいたことは事実で、ワールドカップのイングランド戦での
出来事に打ち勝ち、逆境に強いことを証明した。
もちろん、ルーニーらの若手にベテランのギグスやスコールズが見事に融合し、
爆発的なパワーを見せつけたことも忘れてはならない。
一方、上位チームにとって消化試合となった最終日であるが、下位3チームには
激しい試合となった。
降格争いは優勝争いよりも過酷だと言われるように、ウェストハム、ウィガン、
シェフィールド・ユナイテッドの3チームの最終日の戦いは死闘そのものだった。
特に、直接対決となったシェフィールド・ユナイテッド対ウィガンの試合は、
1点を争うシーソーゲームでサポーターにとって心臓バクバクものだっただろう。
はっきり言って、技術的にはポルトガル・リーグの下位チーム以下のレベルで、
魅力あるフットボールとは言い難かったが、お互いの執念がぶつかった戦いは、
ある意味イングランドのフットボールを表していた。
それだけに、ウィガンのオーナーやポール・ジュエル、そして選手たちの喜びに
つい感情移入し、感動してしまった。・・・それはハマーズにも言えた。
逆に、引き分けでもプレミア残留だったシェフィールド・ユナイテッドの絶望感も
画面を通してヒシヒシと伝わってきた。
これには何とも言えず、ただ来シーズン頑張って上がって来いと、エールを送る
ことしかできない。