ベルギー 1-2 ポルトガル
ベルギーの得点:フェライーニ(55分)
ポルトガルの得点:ナニ(43分)、エウデル・ポスティーガ(64分)
ポルトガル
1 リカルド
13 ミゲウ (53分-31 ボジングワ)
5 フェルナンド・メイラ
4 ジョルジュ・アンドラーデ
2 パウロ・フェレイラ
8 プティ
19 ティアゴ・メンデス
20 デコ
27 リカルド・クアレジュマ
32 ナニ (86分-33 ドゥダ)
23 エウデル・ポスティーガ (79分-26 ウーゴ・アウメイダ)
ナニの先制ゴールとポスティーガの勝ち越しゴール。
スコラーリ、いや全てのポルトガルサッカーファンが活躍を期待していた2人が
結果を出してくれた。
この試合のベルギーも平凡なチームであった。
そのベルギーを相手に攻勢に試合を進めるもゴールが奪えなかった。
見ている側がいずれ点が入るだろうと思っていても、なかなかその通りには
いかないもの。・・・それがサッカー。
そんな不安を消してくれたのがナニ。
試合開始からキレのあるドリブルを見せていたが、先制点もキレのある
フェイントからのゴールだった。
今日のベルギーの調子を考え、先制点を奪ってから安心して観戦していたが、
後半早々に追いつかれてしまう。
左サイドに入ったパウロ・フェレイラが振り切られてしまい、上げられたクロスを
フェライーニに決められた。
・・・フェレイラは振り切られないディフェンダーとしても評価が高かったんだけど、
最近はチェルシーの試合を含めて、簡単に相手に振り切られてしまう。
同点に追いつかれてまもなく。
やってくれました!エウデル・ポスティーガ!
相手GKスタイネンを破るミドルシュートを決めて、勝ち越しに成功。
ポスティーガはスコラーリの期待に応えられ、ホッとしたことでしょう。
ポスティーガはスキルフルなプレーを見せるも、試合を通して活躍していた
わけではなかった。
・・・フォワードなんだからボールを持ったらゴールに向かって欲しいのだが、
彼の場合、周りを見てしまい、ゴールチャンスを失ってしまうことが多い。
そんな場面を多く見ていたもんだから、この思いきったミドルシュートが
決まった瞬間は普通のゴール以上に嬉しかった。
ナニとポスティーガ。
一番期待された2人がゴールを決めて勝利を飾ったことに意味がある。
これで、親善試合のクウェート戦は穏やかな心境で試合に臨めるね。