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Sep 12, 2007
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リスボン滞在最後の日。
そして、大一番のセルビア戦が行なわれた日。

この日は、21時からのセルビア戦を前に、ルスのスタジアムツアーに
参加することにした。

 ルス・ミュージアム入口

ルスのスタジアムツアーに参加するのはもちろん初めて。
ベンフィカのサポーターとしては涙で出るほど嬉しい。

入場は予約なしでOK。
スタジアムとミュージアムの入館料合わせて7.5ユーロ。
・・・全然高くないね。

入口には3年前に試合中に心臓発作で亡くなったミキ(ミクロシュ・フェヘル)の
銅像があって、なんだかシンミリ。

中に入っていくと、勝ち取ってきた数々のトロフィーや記念品が並べてある
ミュージアムに通された。
・・・エウゼビオを始め、ジョアン・ピントら懐かしい面々の写真があった。

次に、ヴィエイラ会長らお偉い方が座る貴賓席へ。
・・・数日前にヴィエイラ会長やマダイール会長、エウゼビオが座ったところだと
思うと少し感激。

 ルスの貴賓席

スタジアムツアーに参加された皆さん、実はこの後のセルビア戦が行なわれる
ジョゼ・アルヴァラーデでも多数見かけました。
・・・同じこと考えるんだね。

そして次にドレッシングルームへ。
みんな、好きな選手のユニフォームの前で写真を撮りたがりますが、やっぱり
一番人気はルイ・コスタ。

 ルスのドレッシングルーム

この後、カンファレンス・ルーム(記者会見を行なう部屋)に通されて、
なんとあのベンフィカのシンボル、ヴィトリア君が登場。
・・・英語ではヴィクトリーと言ってました。カナダのモントリオール出身の
鷲だそうです。

非常に満足してスタジアムツアーが終了。
ホント、日本のベンフィキスタにとったら、たまらないツアーだった。
・・・その後のメガストアでは100ユーロ近く使っちゃいました。


そして、決戦の地ジョゼ・アルヴァラーデへ。
今日も相当早く現地入りしたにもかかわらず、大勢のサポーターで
溢れかえっていました。
・・・ミッドウィーク開催ということもあって、さすがにセルビア・サポーターは
皆無でした。

 アルヴァラーデの当日券売場

上の写真は当日券売場の様子。
下の写真は当日券を買うために並んでいる様子です。
・・・ちなみに試合開始3時間前です。

 アルヴァラーデで当日券を求める人々

ルスでの試合でもそうだったけれど、代表クラスの試合でも大きなスタジアムで
あれば、当日券は買えるみたい。

ただ、日本から行くのであれば、チケットは予め確保した方が良いけれど。
今回は、FPFの公式サイトで販売を行なっており、ポーランド戦、セルビア戦の
2試合を同時に買うと割引サービスもありました。
・・・FPFから返信されたメールを印刷して引換所に持っていけばOK。


試合1時間前くらいから何かを暗示させる雨が・・・。
キックオフの時には止みましたが。

試合の方は、いきなりシモンが直接フリーキックを決めてポルトガルが先制。
・・・ポルトガル!オレ!の歓声が鳴り響く。

 シモンのゴール後

セルビアの調子が良いとは言えないものの、ポルトガルも決して本調子では
なかった。・・・特に途中交代させられたデコは良いところが無かった。

しかし、交代で入ってきたジョアン・モウティーニョには更に失望。
前方にスペースがあって自分で持ち込めばいいのに、パスコースを探して、
遅攻の原因となっていたし、他の選手とのコンビネーションも最悪だった。

流れを引き寄せることができないまま、スコラーリはヌーノ・ゴメスを下げて、
クアレジュマを投入。

しかし、個人的には変える選手を間違えたと考えている。
ロナウド、シモン、クアレジュマの3人を同時に起用するのは魅力的なことだが、
ロナウドがサイドに流れた時に中央で合わせられる選手がいない。
・・・シモン、クアレジュマに高さを求めるのは酷。

したがって、今まで通り、クアレジュマを下げる時は(先制点を取ったとしても)
シモンを下げるべきだったと思う。


先日の終了間際の失点もあったためか、嫌なニオイがしてきた。
・・・それでも、まさかないだろうという気持ちだったが。

しかし、それが現実に起こった。
ジョゼ・アルヴァラーデは魂が抜き取られたかのようなだった。


そして、試合後の一連の騒動。
試合後にスコラーリの後を追っていた自分はビックリ。

 セルビア戦試合後の騒動


とっても残念な試合結果となってしまった。

しかし、自分は見逃していない。
同点に追いつかれた後、キャプテンマークを巻いたロナウドがチームを
鼓舞している姿を。

ポーランド戦のロナウドはただイライラしていただけだったが。






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Last updated  Sep 21, 2007 08:17:15 PM
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