イギリスでは、ポルトガルとスペインが2018年ワールドカップの共催を
考えており、ラテン票が奪われるとして、イングランド開催が危ういかも
しれないと報じられている。
(いつの発言か触れられていないが)FPFのジウベルト・マダイール会長が、
「候補はイングランドだけではない。ポルトガルも名乗り出ることができる。」
とコメントしたといわれている。
この情報源によると、ポルトガルとスペインが来年の初めにも立候補を
発表できるとしている。
今のところ、アメリカ、メキシコ、カナダ、イングランド、オランダ・ベルギー、
中国、日本、オーストラリアなど多くの国々が開催に興味を示している。
その中で、注目されるのが票獲り合戦だ。
月曜にはAFCのモハメド・ビン・ハマム会長がアジア票が割れないように、
立候補をはっきりさせているオーストラリアの支援を発表している。
FIFAの24人の執行役員のうち、8人を占めているヨーロッパでも同じ動きが
予想され、どこかの国に一本化されるとの見通しだ。
また、多過ぎる立候補地に関しては、開催地が決まる2011年を前に、
いくつかの候補地に絞り込むかもしれないとFIFAのブラッター会長は
発言している。
ポルトガルが単独でワールドカップを運営する力はあると思う。
ただ、これだけの候補地がある以上、スペインというネームバリューを借りて、
付加価値を付けなければ、開催に漕ぎ着けるのは難しいのかもしれない。