以前から報道されていたアルトゥール・ジョルジュのイラン代表監督就任が
正式に決まった。
イランは、アジアカップ後に辞任したガレノイの後任として、フィリップ・トルシエ、
ヴィンフリート・シェーファー、ピーター・リードらの中から適任者を探していた。
アルトゥール・ジョルジュは現役時代、ベンフィカのストライカーとして活躍した。
・・・ポルトガル代表でも16試合で1ゴールを記録。
指導者としても、ベンフィカやポルト、パリ・サンジェルマンといったクラブを
指揮した他、ポルトガルやスイス、カメルーンの代表監督も務めた。
ハイライトは、86-87シーズンにポルトでチャンピオンズ・カップのタイトルを
獲得したこと。(・・・チャンピオンズ・リーグの前身)
なお、イラン代表は、2月に始まるワールドカップ3次予選の準備のため、
今週土曜にハンザ・ロストックとの練習試合、9日にカタール代表との
親善試合が予定されている。
ポルトガル代表では招集しなかったサ・ピントに殴られたというエピソードも
残すが、ポルトガルの中では間違いなく偉大な監督のひとり。
2010年のワールドカップでイランと対戦することを楽しみにしましょう。