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テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:ポルトガル関連
89年、91年のワールドユース連覇を果たしたジョアン・ヴィエイラ・ピントが 現役引退を発表した。 ジョアン・マヌエウ・ヴィエイラ・ピント 「いくつかオファーを受けたが、今が引退の時だと考えた。」 「37歳になり、身も心も思うようにいかなくなった。」 「私が関わった全てのクラブ、そして家族全員にありがとうを言いたい。」 「今は複雑な気持ちである。」 「しかし、息子(ティアゴ・ピント)がデビューした年に引退することが できて幸せだ。」 「それは非常に重要なことである。」 「今後のことは何も決まっていない。」 「これからゆっくり決めるつもりだ。」 気付いた時からジョアン・ピントはベンフィカのキャプテンにして、チームの顔で あった。 ・・・ミゲウ・ヴェローゾの父、アントニオ・ヴェローゾの引退と共にキャプテンを 引き継いだらしい。 金髪を靡かせ、神出鬼没に動き回るその姿を見てベンフィカのファンになった と言っても過言ではない。 代表でも輝いた。 81試合に出場して23ゴール。 ユーロ2000のイングランド戦で見せたダイビング・ヘッドは、ベストゴールの 一つと記憶され、また空中戦において身長が関係ないことを証明した。 だが、残念なことに代表でのキャリアは最悪のタイミングで閉じられた。 日韓ワールドカップでアントニオ・オリヴェイラによって不調のルイ・コスタに 代わって(本職でない)司令塔を任され、結果として戦犯扱いとなり、その後 引き継いだスコラーリから呼ばれることはなかった。 ただ、今ではジョアン・ピント本人は息子のティアゴ・ピントに夢を託している ことだろう。 ジョアン・ピントが16歳の時に最初の奥さんとの間に生まれた20歳の息子で、 左サイドバックがポジションのスポルティング出身のフットボーラーだ。 新シーズンはトロフェンセにローン移籍するという。 政治の世界で2世はよろしくないけど、サッカーの世界では大きな楽しみだ。 ティアゴ・ピントがいつ代表のユニフォームを着ることになるかわからないが、 その時をゆっくり待つとしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 23, 2008 12:40:40 AM
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