ゴールデン・ジェネレーションの1人でU-16ポルトガル代表監督を務めた
こともあるパウロ・ソウザが、イングランドのチャンピオンシップに所属する
クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の監督に就任することが決まった。
パウロ・マヌエウ・カルヴァーリョ・ソウザ
「このプロジェクトの一部を担うことができて光栄である。」
「常にビッグクラブで指揮を執りたいと考えていた。」
「だから、クイーンズ・パーク・レンジャーズで働く機会を得ることができ、
非常に興奮している。」
「自分の考えと指導力に自信を持っている。」
「クラブの期待に応えることができると信じている。」
「私はアタッキング・フットボールを信奉している。」
「良い結果を出すためには集中し続けることが必要である。」
「ファン、そして自分達自身のためにもこれを実践しなければならない。」
「目の前に待ち受ける挑戦を楽しみにしている。」
現役時代は、ベンフィカ、スポルティング、ユヴェントス、ドルトムント、インテル、
パルマ、パナシナイコス、エスパニョールでプレーした。
ハイライトは、やはりユヴェントス、ドルトムントと2年連続(異なるクラブ)で
ビッグイヤーを獲得した時であろう。
しかし、選手生命のほとんどが膝や股関節のケガとの戦いであった。
そんな中、パナシナイコス在籍時にチャンピオンズ・リーグのグループリーグで
古巣のユヴェントスを自らのフリーキックで蹴落とした時に感じた衝動は今でも
忘れられない。
2002年に行なわれた日韓ワールドカップ終了時に現役引退を表明したが、
その後はU-16ポルトガル代表監督、UEFAのプレゼンターを務める程度で
公の場に姿を現すことが少なくなった。
しかし、そのソウザがいよいよ現場復帰。
監督としての能力はまだ未知数だが、全力で応援したい。