ユーロ2012予選 グループリーグ第6節
~9月2日 GSPスタジアム:ニコシア~
キプロス 0-4 ポルトガル
ポルトガルの得点:
ロナウド(35分、82分)、ウーゴ・アウメイダ(84分)、ダニー(92分)
ポルトガル
12 ルイ・パトリシオ
21 ジョアン・ペレイラ
3 ペペ
2 ブルーノ・アウヴェス
5 ファビオ・コエントラオン
15 ルーベン・ミカエウ (63分-4 ミゲウ・ヴェローゾ)
16 ラウール・メイレレス
8 ジョアン・モウティーニョ
17 ナニ (86分-10 ダニー)
23 エウデル・ポスティーガ (76分-9 ウーゴ・アウメイダ)
7 クリスティアーノ・ロナウド
前回の対決ではホームで引き分けたとはいえ、確実に勝ち点3を勝ち取らない
といけない相手ではあったが、高い位置からのプレッシャーを受けて苦しんだ。
しかし、そんな中獲得したPKで先制点をゲット。
その後も苦しんだが、この先制点のおかげで重苦しい雰囲気が作られること
なく実力差通りに得点差を広げて勝利することができた。
非常に先制点のPKは大きかった。
残りの試合はホームのアイスランド戦とアウェイのデンマーク戦となる。
ノルウェーがしつこく同じ勝ち点でついてきているので絶対に勝ち点を落とす
ことはできない。
あと、リカルド・カルヴァーリョの続報。
自分よりも練習時間が少なかったペペにスタメンを奪われたことに対して反発
して無断で代表から離脱したことが事の発端となったようだ。
その後、記者会見でパウロ・ベントに脱走兵と言われたことにも反論し、自身の
正当性を訴えたが、報道の限りではリカルド・カルヴァ-リョに理はない。
本人は望まれるなら代表復帰もあり得る旨の発言をしていたが、パウロ・ベント
でなくても招集する監督はいないだろう。
なぜパウロ・ベントがリカルド・カルヴァーリョよりもブルーノ・アウヴェスを重用
するのか疑問が残るが、そのことと彼のしたことは別問題である。
彼のプライドの高さがこのような結末を生んでしまったのは残念だ。
ポルトガル史上、最もディフェンスの層が厚い状況の中、彼の穴はそれほど
大きくはないが、それでもやはり彼の技術と経験は必要だったのに・・・。