暮らしの手帳11号 夏号より
≪近頃人工関節手術が増えるわけ≫
≪日本は医師も看護婦もたりない≫
九州労災病院院長 杉岡洋一
という方が暮らしの手帳に掲載している
記事を今日読んでいて
大腿骨頭壊死症
(足の大腿骨の骨の丸い頭の部分が壊れていく病気)
は20~40歳ぐらいの人に多く
早期に適切な治療をしないと関節の
機能を失ってしまうそうです
そこでこの記事を書いている杉岡先生は
イロイロと工夫をして関節が温存できる
手術を開発したそうです♪
スギオカ式という名前で世界中の
整形外科の教科書にも乗っているそうです
その手術法はアメリカではできなくなったそうです
手術のあと必要な「後療法」を保険会社がみとめなく
なったらやりたくてもできないそうです
その代わりに人工関節をいれる手術を薦められる
利点は 手術簡単
痛みもよく取れる
比較的早く歩く事ができる
欠点は 生きている関節を無くす
異物が入る
15~20年しかもたない(年寄りの場合)
若い人は10年~10年以内
どんなにいい材料を使っても微小な削りカスが
出て土台の骨を溶かしゆるむ
ゆるむと新しいものと交換
死ぬまでに何度交換しないといけないのか未定
骨の破壊が進むと手術もできなくなる
という所まで読んで
う~~~ ちゃんと患者さんのことを考えている
医師がいるんだ 感激♪ 涙
って感じでした。
それにしても 金金金 の匂いがするなあ
何のため 誰のための 手術なのか
本末転倒 人工関節業者との癒着でもあるのか
楽な手術に走る医師たち の構造なのか・・・
と思って読み進めると 本当に素人でも
よくわかるように 解説くださってます
アメリカの保険制度の現状
日本の医療制度のひずみなど
詳しく語っていらっしゃいます。
「政府が提唱する改革には緒方洪庵依頼、私達医師が大切にしてきた『自らのためではなく、患者さんのためにベストの医療するのだ』という基本姿勢がまったくありません」
「これが自己責任、弱者切捨てをモットーとするアメリカでの常識です。お金の切れ目が命の切れ目になる、そんな日本にどうしてしたいのでしょうか」
最後にスギオカさんがこの様に
締めくくっていらっしゃるのがとっても
印象的でした。
「これは皆さんの健康に関する大事な変更です。
こんな無関心のなか、政府が勝手に決めて
本当にそれでいいのでしょうか。
こうなったら、私達から議論をまきおこして
いかなくてはなりません
ご質問などがあればお答えします
編集部までお寄せくだされば幸いです」
4ページぐらいの記事です
ためになったです。
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