脳幹が何をしている所なのか?
見えないだけに本を読んでいても難しいです。
で自分の為にまとめてみます。
★脳全体から大脳半球と小脳を除いた
間脳、中脳、橋、延髄を総称して脳幹と呼ぶ
★脳幹に
支配される運動系の中枢は
一次の身体の運動野
ブローカー野(言語中枢)
帯状回(注意の中枢)
小脳
感覚系
触覚・視覚・聴覚・臭覚・味覚
★脳幹とA,B,C系の神経
1964年北欧の研究者によって明らかになった。
AとC系統神経 (覚醒中枢)
A8~A15神経 ドパミンで活動する神経
感情・表情・愛情という人間の情動が作られる。
A10が有名 快感を誘う
人間の感情や心に重要な神経で
心の脳を貫いて流れる
A1~A7神経 オキシドパミン(ノルアドレナリン)
(ドパミンより水酸基OHが一つ多い)
A6が代表神経 人間を覚醒させ活動させる
怒った時に最も多く分泌される
C系列神経 メチルオキシドパミン(アドレナリン)
(メチル基を加えたもの)
呼吸、循環、代謝など身体的な活動が行なわれる
アドレナリンは驚いて恐怖を感じた時、急激に
分泌される。このホルモンは脳よりも副腎の
髄質(交換神経)で多量に分泌される
B系列神経 (睡眠中枢)
セロトニンという神経ホルモンを分泌する神経
主な作用は睡眠を誘う
セロトニン分子はドパミン分子より大きい
セロトニンはこの大きさを生かしドパミン、
オキシドパミン、メチルドパミンと競って
優位に立ち、これらの機能を調整するように働く。
この神経は脳幹の中央に沿って
内側の2列がB系列
外側の2列がA系列
A系列の下に性質が似ているC系列が2個あります。
B系列からセロトニンが分泌されれば
A系列作用が抑えられて眠りにつくなんて
ほんとうによくできています。
交感神経と副交感神経みたいです
「目で見る脳と心」松澤大樹著 NHK出版より
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Last updated
March 4, 2007 05:55:28 PM
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