動物や人間が眠たくなるのは
睡眠物質が作用しているらしい
動物を眠らせないでおくと
脳脊髄液の中にプロスタグランジンD2(PGD2)という
睡眠物質が増加してくるそうです。
プロスタグランジンD2(PGD2)→
アデノシン神経系(中枢神経系)→
脳の奥→
視床下部(眠りを引き起こす部位)→
眠くなる
コーヒーは主成分がカフェインなので
アデノシン神経系(中枢神経系)
の働きをブロック
なるほど逆の効果ですね
脳が疲れて睡眠物質が出てきても
その情報が脳に入力されないから
眠気が起きにくいということになります。
この研究の第一人者は睡眠物質を発見したのは
大阪バイオサイエンス研究所理事長 早石修博士
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「なぜ眠るのか?」
「睡眠中に脳内で何が起こっているのか?」
の質問に対する科学的な解答は見い出されていません。
というところからHPは始まります。
そうなんだ 面白いです。
20世紀のはじめに
何日も眠らせない動物から脳脊髄液をとり
睡眠不足でない動物に注入すると
睡眠が誘発されるのを見て睡眠物質が
存在する可能性を示唆した。
科学者の研究心はすごいです。
「脳が眠る」のは脳自体で
「脳を眠らせる」のは脳を包んでいる空間と
それを満たしている脳脊髄液が重要だなんて
おもしろいです