【高齢者のためのブレインジムとの出会い】
~2008年6月にクレアさんの講座を受講~
オーストラリア在住のブレインジムインストラクター・クレアホーキングさんは、20年余りの長きに渡り発達障害の子供たちにブレインジムを教えることにより、胎児・乳児期の反射の発達がその後の人生の脳の発達に多大な影響を与えることを発見したくさんの発達障害の子供達を助けてきました。
数年前、看護師さん達にブレインジムの講座をした事をきっかけとし、今では、老人介護介護施設を回り『高齢者向けのブレインジム講座』をオーストラリア中を回って公演し続け、介護介助職の方々が公式クラスを受講するという循環が起こり、急速に広まっていて大忙しだそうです。
それと言うのも、受講した看護師さん達が続々と患者さんの改善報告をクレアさんに送って来られて、そこで始めて高齢者にブレインジムが役立つ事がわかったそうです。そこからクレアさん自身が高齢者向けに、介護施設でブレインジムを教える試みを始めたのです。
今では、なぜか?(ご本人が言っておられれたのですが)パーキンソン病のスペシャリストとまで呼ばれているそうです。
今回の講座では本来のブレインジムの動きをすることが困難な高齢者のために動きが最小限でも効果が高いブレインジムや介護者が患者さんに行うブレインジムを多数教えて頂きました。それらのブレインジムは介護現場で着実に効果を上げていて今でも続々と嬉しい報告が寄せられているそうです。
患者さん自身の心や体の動きの改善はもちろんですが、それ以外に大きな効果を上げたのは、介護者の心や体の動きの改善でした。疲れきっているのは介護者達で、心や体のストレスがブレインジムで大幅に改善して、様々な意味で豊かな余裕ができたそうです。
私自身3人の祖父母と暮らした子供時代に経験と、現在は私の両親を身近に見ること、日々高齢者のクライエントさんに接する事により、より高齢者の方々に使いやすい『動きが最小限でも効果が高いブレインジム』をクレアさんのように開発し続けていきたいと思っています。
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Last updated
August 5, 2008 02:31:26 PM
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