1983年に世界初のTEACCの書籍が発売されたと書いてあった
まだまだ歴史は浅いです。それまで、自閉症の人はとてもたくさんの偏見の中で
生きて来られていたのだろうし、私自身テレビのドラマで自閉症の人のドラマを
見かけるようになったのもここ数年な気がします。
私も今回たくさんの本を読み進めるにつけて、おぼろげながらの理解が進んでいる程度です。
興味を持った人、当事者と関連がある人だけが理解している、まだまだ社会的に狭い
認知の中に自閉症の方々がいるのかもしれません。
私がブレインジムの体験会をした時に2~3歳の幼児のお母さんが
『うちの子供なんだか、他の子供と違って、様子が変なんです』
とおっしゃっていました。
確かに攻撃性があり、じっとしていられず、目をあわすのが苦手でした。
その時は、自閉症についての知識も少なく、ブレインジムをどのように使っていくのか?
指導する事も見当がつかない、というのが正直なところでした。
ブレインジムは海外では発達障害のお子様達にかなり役立っている
という情報は得ているものの、具体的にどのような支援がなされているのか?
英語の読めない私にとっては、理解不能な領域でした。
今回この本に出会って、私の地域にいる発達障害のセンターの方々が具体的な
支援の仕方を書いていて、そうか!ここに紹介したら良かったんだ!
とわかりました。『一人で抱え込まずに協力体制を作る事』大切です。
私は関西なので、社会福祉法人北摂杉の子会:
大阪府発達障害者支援センターアクト大阪
ここのセンター長:新澤伸子さんが
『自閉症という「見えない障害」に気づかれず適切な支援のないままに二次的障害に
つながる事を予防するためにも、早期診断により、自閉症の特性に合わせた支援を
開始する事はきわめて重要であり、 支援の中身を一人ひとりの子供や家族のニーズ
に合ったものにするために個別の詳細な評価は不可欠である』
と書いてありました。
この文章を読んで、オーストラリアのクレアさんがおっしゃっていた事がわかりました。
Q。ブレインジムをする時期はいつから始めたらいいですか?
A。早ければ早いほど良い。筋肉テストは神様からの贈り物だと思う
「見えない障害」なので、早く見つけて、個別対応で対処する時に
ブレインジムや筋肉テストの検査がかなり役に立つって意味だったのです。
日本の現状では、診断名だけ告げられて、「もう少し様子を見ましょうと」
とほったらかしにされる場合もある様子です。
TEACCHプログラムがどのような評価方法を取っているのかは、
これから、読み進めて、いくとおいおい分かっていくと
ブレインジムをどのように組み合わせていくのかもわかるのかもしれません
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 2, 2009 12:34:18 AM
コメント(0)
|
コメントを書く
[ブレインジム(R)原始反射 初期反射] カテゴリの最新記事
もっと見る