今日はインカ帝国栄光の響きをお楽しみ下さい。
今日の曲の題名は「VIRGENES DEL SOL=ビルヘネス・デル・ソル=太陽の乙女たち」、「
インティ・パパイ=父なる太陽神」の神殿で太陽神に仕える巫女を描いた曲になります。
彼女たちは巫女として、祭事に参加するだけでなく、皇帝の衣服を織ったり、皇帝が飲むトウモロコシから「
チチャ」と云う酒を醸す重要な仕事が有りました。このチチャの醸し方は、トウモロコシを噛んで唾液の酵素で発酵させるのが、もともとの作り方で、その為に処女でなければ皇帝のチチャが醸せなかったと云われています。このチチャを飲む時の儀式として、飲酒する前に必ず、親指と人差し指、そして中指を少しだけチチャに漬けて、地面に撒く動作をします。これは「
パチャ・ママ=母なる大地神」に、作物から作られたチチャを感謝して、パチャ・ママに捧げる儀式です。それでは下記のリンクをクリックして、youtubeの曲データをお楽しみ下さい。
VIRGENES DEL SOL
インディオが好きなヴァイオリンを主体の演奏ですが、アルパ(インディアン・ハープ)やシーク、ケーナ、タルカなども参加したインカ特有の現代的な演奏です。
VIRGENES DEL SOL - SON DELSOL
ダンスまで加わった「太陽の乙女たち」、演奏のリズムなどは土臭い演奏ですが、現代風にアレンジしています。
Quena - Virgenes del Sol - Musica Peruana
ケーナとギターだけの演奏ですが、古典風な演奏です。この上の演奏が現代的なアレンジを施していたのが戴けると思います。
Las Virgenes del Sol
これも古典的な響きを聴かせて呉れます。インカ皇帝に仕えた「太陽の乙女たち=巫女」を彷彿とさせる演奏です。
さて、この続きは申し訳ありませんが、下記の私のホームページで説明させて戴いております。
どうぞお越し下さい。
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