走るということ
12月の那覇マラソンに参加するために殆ど毎日走っているのだけど,一緒に参加する社員(なんと今僕を入れて8名がエントリー)も結構真剣に練習しているようだ.やはり何かを目標に設定すると,しかもその目標がチャレンジングなものだと,やはりモチベーションは上がるようだ(営業目標を立てても,そんなに行動が変わらないのになあ...).今までメタボで運動したことない人が毎朝走ってだんだんと痩せてきたり(後は禁煙ですね),「前日は宴会などせずに,コンディション調整のために一人でホテルで籠ります」と今から予防線を張るやつが出てきたり(レジャーですよ!!),皆でランチを食べる時も,話題は「トレーニングおよび健康管理」である.そういう僕も,出張先でもホテルのジムとかで毎日走ったりしている.12月7日のマラソン当日になれば,なにが起ころうと確実にスタートラインに立って数時間走り続ける現実が待っているから,「日付の入った具体的な挑戦」が皆を駆り立てているのだろう.しかもその日,必死で頑張れば良いというものでもない.勝負は実はその日までに決まっていて,どれだけ鍛錬するか,どれだけ走りこめるかでかなり正確に完走できるかどうか,タイムはどうか疲労はどの程度かが分かると思う.水球でも,試合の前から体格とか試合前練習の様子で勝敗は勿論,点数差までかなり正確に予測できたものだ.マラソンでもどれだけ絞り込めているか,筋肉の付き具合とかで,見る人が見ればすぐにレベルは見抜けるのだと思う.そう考えると,経営も全く同じであることが分かる.「日付の入った具体的な目標を持っているか」,「しかもその目標は,ワクワクするような皆が共有できるものか」,「日頃の努力で結果が決まる」,「会社のメンバーを見るだけで,その会社の業績が分かってしまう」.さて,あとマラソンまで3か月ほどだ.しっかりと準備をして,前日は深酒しないように気をつけたいと思います.