心は三日坊主
今日は盛和塾の北大阪支部の自主例会で,僕の尊敬する経営者の方の講演を聞いた.いくつも印象に残った言葉があったけど,一番納得したのは,「心は三日坊主」という言葉だ.人は誰でも,多少真剣に人生を考えている人なら,本を読んだりいろんな人の話を聞いたりしてちべーションが高まったり,目標を立てたりするものだ.問題はその後である.二日経ち,三日経つに連れ興味が薄れていって,しまいには当初の勢いやテンションが下がってしまって,結局は何も変わらないことがとても多い.「心は三日坊主」ってことである.稲盛さんもこの塾生の方も言っていたのだが,毎日「心の手入れ」を怠ってはならないということだ.毎日習慣としてその日を反省したり感謝したり,瞑想をしたり哲学的な本を読んだり,何らかの形で「心を手入れ」しないと,誰でも一時の情熱は消えていき「三日坊主」で終わってしまうものなのだ. 最近特に感じるのだけど,やはり自分にはこういうことが欠けていたのかなとも思うことがある.少し調子に乗ったりどんどん自分や社員に対して甘くなっていくのは,毎日の「心の手入れ」が足らなかったのだと思い当たる. このところ生き方や習慣を変えて真剣に人生に向き合い,経営に向き合おうとしているが,心の手入れを毎日実行し,初心を忘れずに頑張っていこうと思います.