全部出し勝手連動理論
イギリスのサッカーのプレミアリーグで前評判では最下位のレスターが奇跡の優勝を遂げたのが、その好調を支えた岡崎選手の言葉が素晴らしい。「結果を出すヤツらは、ぶっ飛んでいる。本来持っている力の全てを、全員が出すからあり得ない順位にいる。」「全員が全力でやって、勝手に連動する。それができれば日本も強くなる。監督の要求に気を取られすぎて自分の全力を出せないのなら強くなれない。」これはまさしく組織論だ。個々人が「ぶっ飛んだ」実力と特技を持ち、その力を「全員が全部出す」。しかも組織としてベクトルが一致していて「勝手に連動する」。だから本来「あり得ない」高い結果を出すことが出来る。逆に、目の前の顧客がいるのにいちいち自社の上司の顔色を伺ったり、全実力を出さなかったり、もちろん最初から実力が足らなかったりしたら、組織として強い訳がない。これは「全部出し勝手連動理論」と名付けても良いような組織論だ。もちろん当社はこれを目指す。そして「あり得ない」結果も出し続けていきたいと思います。