こだわりバス屋の社長日記

今日は朝からバタバタ。
１０時過ぎ、仙台駅前にいる山登りのお客さんご一行様（超常連です。）から電話「バス来ないんですが」とおっしゃる。パソコンで今日の運行予定をチェックするが、そのお客さんからの予約は入っていない。営業に確認したが、外出中で連絡がとれない。ちょうど非番の運転手がいたので、バスを出すことにした。急いでステッカーを印刷、運行表を作成して出発。高速道路経由で仙台駅に向かわせる。

バスを向かわせている一方で、電話でお客さんと行程の打ち合わせ、山形で忘年会とのこと。駅前の営業所に連絡して、運行表を差し替えるよう手配。バスが高速に乗り名取を過ぎた頃、お客さんから電話「バスが来ました」。はっ？まだ高速走っているのに・・・。なんと宿泊先の送迎バスがお迎えに来たというのだ。そもそも弊社に予約など無かったのだ。ホント心臓に悪い出来事でした。でも、電話来て１０分でバスを出すことが実証できたのが収穫かな。

今日１２月７日は、楽天野球団の仙台事務所開き！
親会社の楽天社長の三木谷氏も来仙、午後からはDocomo主催の講演会。楽天さまご一行の送迎は、なんと「弊社のバス」、ありがたい。混乱を避けるため、通常バス前面に表示する団体名ステッカーは無し。運行コースは”ひ・み・つ”。
もう、出庫してますから追跡は無理でしょう。

ってことで、三木谷社長の講演at仙台プラザホテルに行ってきました。生ミキティを前から４列目でバッチリ見てきました。

楽天の勝因は、仮説を立てて実行→成功のサイクルに入る
のだそうだ。それと誰でも出店できるターンキーソリューションを提供したこと。（ＭＳワードが出来れば、ネットショップがオープンできる仕組み）

会社設立からの歴史も聞けましたよ。最初は６畳１間からなんだって。でも資本金２０００万でスタート、お金あったんですね。それでもＳＵＮのサーバはリース、増設ハードディスクは秋葉原で仕入れたＮＥＣ９８用を改造、安価で、危なっかしいシステムで楽天を立ち上げたそうだ。それに最初の売り上げ３０万のうち、１８万は自腹で購入していたそうだ。ほんとに売れなかったらしい。


現在の楽天経営の５箇条も語ってました。

１．常に改善、常に前進
２．プロフェッショナリズム
３．仮説→実行→検証→仕組化
４．顧客満足の最大化
５．スピード！スピード！スピード！

宮城球場の改修なんか、まさにスピード！時間との戦いですね。
野球に関しては、
１．チームを強くする。地域密着の運営。
２．健全な収支（ちゃんとやれば赤字にならない）
３．球界を変える。
の３本柱でがんばるそうだ。
以上

事務所に帰ったら、今度はライブドアから電話！
内容は、ライブドアデパートへの出店依頼。
物販のみなので辞退しました。
でも１年間固定費０円は魅力だな。売り上げの９～１０％の手数料のみで出店できるそうだ。
楽天さんは、月５万円＋ロイヤリティだもんね。