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カテゴリ:雑文いろいろ
空手クラスの生徒は5、6人。みんな若く10~20代だった。
女性は確か、20代前半の人が1人。私で2人目だったと思う。 ちゃんと道着を着て帯を締めてる人・ジャージやスウェットの人が入り交じって練習していた。 師範は30代半ばくらい? 頭は坊主、口ヒゲ(←ここ大事♪)を生やした男の先生だった。 師範は帯だけでなく、道着も黒。初めて見た。かっこええ~~~ (* ̄。 ̄*)ウットリ 練習の流れはだいたいいつも以下の通りだった。 軽い準備運動の後、基本稽古。 立ち稽古(立位で、突き、蹴りなど) と 移動稽古(移動しながら、突き、蹴りなど) 正拳突き、追い突き、上段受け逆突き、手刀、前蹴り、回し蹴りなどなど 10種類くらいを全部10本×4セットずつ。 (コレで400本くらい攻撃しとるわけだ) 次に型を3、4つ。 型とは、攻撃されているのそ想定して、それに対し、防御・攻撃をしていく演武練習だ。 私が習ったのは平安・初段~五段、鉄騎・初段~三段までの8種類だった。 で、組手。フリーで戦うのではなく、決められた攻撃に対し、 決めた受けをして攻撃を返す、約束組手という練習なのだが ここで驚いたのが、「寸止め」ではなく、打ち抜く練習をされられたことだ。 空手がスポーツ化して、当たる直前で止める「寸止め」が普通の世の中に、 体に当たらないようずらしながら、腕が伸びるまで打ち抜く練習。。。 「実際に戦うとき、寸止めがクセになってたら意味無いでしょう?」というのが師範の考え。 つまりこのクラスは「スポーツとしての空手」ではなく「実戦空手」を行っていたのである。 鏡張りのチャラチャラ教室なのに、実戦目的の空手を教えていたとはーっ ヽ((◎д◎ ))ゝヒョエ~ が、やっていくうちにこの鏡張りのチャラチャラ教室、実は非常に役に立つことがわかった。 基本稽古や型の練習をするとき、自分の全身が鏡に映っているので、 「肩が上がってる」とか「足が上がっていない」とか「軸がぶれる」とか悪い部分も一目瞭然。 悪い癖を直しやすいという利点があったのだ。 これらの練習以外に生徒の面子や、師範の気分によって(?) 柔法(関節技、投げ、受け身など)や蹴打訓練(ミット、サンドバッグ打ち)が加わったりする。 この柔法の時ばかりは、フローリングの床が憎い。 ちゃんと受け身が取れなかったら後頭部をゴッチンっ 体もアザだらけになってしまう。 柔道は畳の上でやるもんじゃろー (/TДT)/アウゥ・・・・ おまけに師範は関節技を教えてくださる時こうおっしゃった。 「もし電車とかで痴漢されたら小指を握って関節と反対にボキッとね。 小指はすぐ折れるから簡単だよ(笑)」 ついでにこうもおっしゃった。 「格闘技をやるときは、相手の戦意が喪失するまでやらなきゃダメなんだ。 骨の1、2本は折らないとね。(笑)」 『やるなら徹底的にやれ、出来ないならやるな』 超・実戦空手であった。。。( ▽|||)ヒエー 《さらに続く》
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