厄介な事態
「独自な生き方をすること」が病気の原因の可能性が高いわけですが、15年近く以前の記憶が出てきたわけではないので、確証できません。さらに厄介なことに、他のことで演技をしても、同じ程度大きい抵抗が出てくるようになったことです。治療的にも厄介な事態になっています。原因を「独自な生き方をすること」と仮定して進めると、もし治療が進展したら、ますます独自な生き方をすることになって、つまり仕事や結婚など生活の面で進歩しないことになって、それは、まずくないか?今以上に独自な生き方をしようとして、それがすごく嬉しいことなわけだから抵抗を起こして症状が出たわけですが、治療を進めると、独自な生き方をすることを和らげてうれしさが減り症状が治るということがあるものでしょうか?それともこれは「逆の演技」をしているから、大きい抵抗が出てきているのであって、本当は独自な生き方をすることが全然うれしくないということなのか?本人の言葉によれば、今が人生のどん底という感じがするとのこと。6年以上も治療を続けてこれでは、悲劇ですね。