ダブルバインド状況
まだ忘れていた記憶が出てきたわけではないので原因は不明なままですが、もし暢気になれたことが病気の原因だとすると、6年以上の長きに渡る治療の効果がなかったことの説明がつきます。一応「本心では経済的に自立したいはずだ」など進歩向上成長を促す方向で治療を進めてきたのですが、実は経済的に自立していなくても暢気になれたことが本心からのよろこびだとすると経済的な自立を促すことは内心の手助け(つまり幸福否定を助長する)をしていることになるからです。とはいえ自立にも抵抗はありましたから、それを克服することによって多少は幸福(改善)の方向に進んだわけですが、逆に暢気になることと逆行して、幸福(改善)から遠ざかるようなことをしていたわけです。つまり治療を行いつつ治療効果を無にすることも行っていたというわけです。適切な課題(半年近くも感情の演技を続けられないほどの極めて抵抗が強い課題)を見つけられないと、とんでもないことになるわけです。