■がん難民救済
多くの病院は標準治療が終わったら 緩和病棟かホスピスを勧める。がん患者は病気が進んでいくと標準治療では対応できなくなる。多くの病院が 患者を見放すのだ。俗に言う 「がん難民」を作りだすのだ。民間の医療はすべてではないがこの病気を治すことができない。少なくとも大学や研究所で新しい治療法の基礎研究がなされているが患者や患者家族はその情報を知ることもできない。いまだに 10年前の「がん難民」と一緒である。拠点病院も そろそろ 標準治療から 個人のカスタマイズ治療を考えてはどうか そして受け入れをして対応を真剣に考える。全体のホームドクターから連携が始まり治療、療養、介護、見取りまで地域のがん診療拠点病院が中心でなければ成立はしない。そこがかたくなにエビデンスの標準治療と言っていては始まらない。そこには こころのケアがあり 当たりしいプロトコルがあり そして患者の希望がある。これが改善が 規制緩和ではないのか やることが一杯だ。福島市内の夜を見ていて強く感じる。ここにも多くのがん患者も不安で押しつぶされそうな家族もいる。多くの患者のために やるべきことは 話を聴くことから始める。多くのご家族の不安を聴くことから始める。わたしができることはこれしかない。 シュウ