昨日は困った先生の話を書いたので、
今日は一転素晴らしい先生の話
今朝、いつものようにテレビで『おはスタ』を見ていた
母の朝は大変忙しく、一日の活動エネルギーの内約40%を8時45分までに消費してしまう(気がする)
よって母はその時間までは高速移動を繰り返し、ゆっくりテレビなど見る暇はないのだが、
視界の端でなんとも感動的な話を捉えたのだ
それはもうじき卒業してしまう6年生が思い出深い先生に感謝のお手紙を送るというコーナー
今回の主人公は運動が苦手な男の子
ある先生(男)の出現により自ら走りの練習を決心する(中距離ぐらいかなぁ、定かではない)
それまで運動と言えば自分には出番がないと思っていた男の子
それなのに走り始めると着実に記録は良くなっていく
先生にその報告をしたくってまた練習をする
そしてまた速くなる
次第に走ることが楽しくなってきた男の子
それもこれも先生のおかげだと感謝のお手紙を書いて先生の前で読んだ
男の子も先生も目にはうっすら涙
「先生のおかげで速く走れるようになりました ありがとうございました」男の子が手紙をこう結んだ
すると先生が
「それは○○(男の子の名)の実力だ」と素晴らしい笑顔で応じた
くぅぅぅぅぅぅ
感動だぁぁぁぁ
素直に自分の気持ちを表現した男の子に対しても
奢り高ぶることの無い先生に対しても
素晴らしい!!!
とかく育児って当然の仕事として思われがち
母たちが子供に注ぐ愛情も当然
子供の為に自分を犠牲にするのも当り前
そんな風に見られることも多いし、自分自身にそういうことを課してしまうこともある
そんな中で子供が目に見える成長を遂げるとまるで自分の子育てに対する評価であるかのように私などは錯覚してしまう
例えば、子供がサッカーでドリブルが上手に出来るようになったのは母が週末練習につきあってあげたから、とか
スイミングの級が上がったのは、寒い日もがんばって子供をスクールに送り迎えしたからだ、とか・・・
が、そんな母の考えは誤ったものだとこの先生の一言で思い知らされた
そうそう、それもこれも全部子供たちの実力なんだわ
いや~、人間が出来てない母としてはやっぱり心のどこかで「母のおかげっていう部分もあるでしょ~」と思ってしまうけれど
それを子供に言ってしまってはきっとだめなんだ
「あなた自身の力なんだよ」と言ってあげることが大切なんだろうな
うーん、朝から感動したよー