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「Cast off ~小さな君のその手を抱きしめるために~」

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2007.05.09
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カテゴリ:ネタ

大学を卒業して地元の企業に就職・・・

お約束ですよね。

在学中に付き合っていた彼女を置いてきました。

彼女には彼女の生活があります。

「千蔵のお嫁さんになりたい」

そう言われても22歳の千蔵にはピンとこなかった。

お互いに社会人となり

彼女の住む街までは200kmの距離・・・

夜中に車を飛ばせば3時間半・・・

昼間なら渋滞込みで5時間から6時間の距離・・・

はい。

千蔵頑張りましたが力尽きました。

彼女は寂しからか転職した職場で不倫に走り・・・

千蔵も地元の女性に手を出しました。

バカですよね・・・

お互いに好きなのに・・・

 


それから半年・・・

共通の友人を通じて再会する事となりました。

彼女は不倫相手との別れを望み

千蔵は既にボロボロの状態・・・

他の女性と一緒にいても結局彼女が忘れられず・・・

お互いに久しぶりに顔を合わせてね。

照れながらももう一度やり直そうと誓いました。

その時に香らせていたのが

その彼女にワカメ酒の代わりにプレゼントされたフレグランス・・・

『この香り覚えている?』

そう言って彼女を抱き寄せました。

胸の中で彼女は

「覚えているよ。私がプレゼントした香り」

再び2人の軌跡は重なったかのように思えたのですが

結果は同じで・・・

彼女は寂しさから再び不倫相手に・・・

千蔵は自棄になってボロボロに(笑)

氣志團の「One Night Carnival」を聞くと思い出します。

風に香るタクティクスが俺の胸を締め付けるエンジェル・・・






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Last updated  2007.05.09 22:38:09
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