「Ｃａｓｔ ｏｆｆ　～小さな君のその手を抱きしめるために～」

「なんで雅美と付き合わなかったの？」

『だってミカとこんな関係になったから』

照れ笑いを浮かべるミカ・・・

もちろんベッドの上での会話である

ミカに彼女にしたらと雅美を紹介された

付き合う事はなかったが・・・

何度か２人で遊んだ

初めて２人で遊んだ日に雅美とはお泊まりをしていた

中央線沿線に住む雅美の最寄りの駅で待ち合わせをし

吉祥寺の居酒屋でデートをした

雅美は飲める娘で・・・

半端じゃない量を飲む

千蔵がお付き合いした女性は不思議と飲めない女性が多く

同じ様なピッチで気持ちよく飲める雅美の姿が嬉しかった

会話も弾み

お互いほろ酔いなんて状態を簡単に振り切っていた

終電も近いので雅美にお泊まりする事になった

駅前のコンビニでワインを３本買って雅美のアパートへ

今考えるとあれだけ酔っていたのに

更に３本のワインを買い込んだは酔った勢いなんだろうな

女性の１人暮らしの部屋

酔っていても落ち着かない

並んで座りワインを飲み始める２人

この時点で手を出せば出せない状況ではない

お泊まりを決めたのだから

彼女だってこの後の展開を想像していないハズはなかった

なのに３本のワインを飲み干してしまった

この後の展開は以前に書いてあるので

こちらを参照してください（笑）