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「Cast off ~小さな君のその手を抱きしめるために~」

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2007.12.28
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カテゴリ:SEX

渋谷の某ハプニングバーの前に立ち

彼女とアイコンタクトを交わす

意を決し

ハプニングバーの重厚感ある扉を開いた

あ・・・

まずは呼び鈴を押しただ(笑)

 


「会員様ですか?」

インターフォンからは少し低めの女性の声が

『いえ・・・』

「初めてのご来店ですか?」

『はい』

「身分証明書はお持ちでしょうか?」

『運転免許証でよろしいですか』

「はい」

運転免許証を取り出そうとすると

「単独様ですか?カップル様ですか?」

『カップルです』

「ではお2人の身分証明書をお願いします」

 


彼女と顔を見合わせた・・・

『彼女の身分を証明するモノが・・・』

「運転免許証や保険証以外でも年齢が表記された証明書があれば・・・」

『彼女を見てもらえたら未成年とかではないことが証明出来ますが・・・』

「診察券や会員カードでも構いませんから」

『探してみます』

 


一旦・・・

インターフォンから離れ

彼女がバッグの中からカードフォルダを取りだし

年齢を証明できるカードを片っ端から探している

一緒になってカードに目を通す

てか・・・

ハプニングバーの前で

必死にカードに目を通す2人が滑稽だ(笑)

このカードに目を通す事で

初めて彼女のフルネームを知る事になった

カードに記されていた名前に

目を奪われた

「山田花子」

おいおい・・・

冗談だろう・・・

もちろん冗談です(爆)

 


何枚ものカードに目を通すも

年齢を証明できるカードを

ついに見つけ出す事は出来なかった

残念ではあるが

このハプニングバーに入店する事を諦めた

 


ただ・・・

このハプニングバーの姿勢には好感を抱いた

ごり押しでルールをうやむやにするところではなかったからだ

やはり・・・

大切な彼女と遊ぶ場所

ルールを曲げない姿勢に安心感を覚え

いつかは2人で入店できたらな

そんな淡い気持ちになったのも確かだった

 


この一件が引き金になったのかな?

彼女との人生最高の3週間が訪れたのは

この日から約1ヶ月後の事だった

 


渋谷でピックアップしたハプニングバーはここ1店のみ

他は新宿、赤坂にある店舗だった

赤坂は彼女が前泊したホテルが在ったのでピックアップしたが・・・

お登りな千蔵は

渋谷での人の多さに人酔いしそうな勢いだった

迎え酒ではないけど・・・

もっと賑やかなところもいいかなと

新宿に足を伸ばした

 


もちろん・・・

彼女の股間には

1/144スケールMS-09ランバラル専用ドム仕様の飛びっ子が

装着されたままだ

しつこいって(笑)






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Last updated  2007.12.28 06:25:50
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