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「Cast off ~小さな君のその手を抱きしめるために~」

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2008.02.12
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カテゴリ:SEX

彼女の乳房を鷲掴み掌に力を加えた

端正な彼女の顔が苦痛に歪む

綺麗なモノを汚したい

そんな心境だったのだろうか・・・

違う・・・

そうじゃない・・・

上手に表現できない・・・

言葉や文字で飾れる心境ではないか・・・




更に掌に力を加える

歪む唇から声が漏れた

「痛い・・・」

当たり前だよ

痛みを与えているのだから・・・




指の間だから乳房の膨らみが浮き溢れる

今にも握り潰されそうな乳房は

色を透き通る肌色から赤紫へと変色を深めた

眉間を歪め耐えられなくなった唇から

「痛い・・・」

哀願する瞳から銀色の粒がひとしずく流れた




髪の毛を鷲掴み

ベッドから無理矢理引きずり降ろし

急き立てる様にバルコニーへ追いやった




地上17階のバルコニーからは

朝靄が切れ

薄曇りに沈む街並みが見渡せる

眼下には高速道路を走る車のテールがぼんやりと浮かび

一般道には人の姿も・・・




バルコニーの手すりに手を付かせ

強引に脚を開かせた

腰を突き出すよう命じ

細い彼女の身体を貫いた

刹那に背を反らせ

小さな吐息を漏らした




『誰が好きなの?』

冷たい口調で言い放った

「千蔵・・・」

途切れそうな声が虚しく響く




『愛しているのは誰?』

「千蔵・・・」

『ハッキリ言わなきゃ俺には届かない』

「千蔵だけを愛している」

『聞こえないよ』

吐き捨てた




「愛している」

声は千切れる

「愛している」

曇る空の彼方に言葉が空に舞う

「愛している」

溢れる涙を拭う事もせず

「愛している」

声は絶叫に変わっていた




ベッドに彼女を突き倒し

背後から

まだ固い蕾に

無理矢理突き立て

激しく腰を突き上げた




軋むベッド・・・

痛みに耐え

シーツを握りしめ

小刻みに震える彼女の背中を見つる

「愛している」

痛みに耐えながらそう叫んでいた




彼女の髪を鷲掴み

柔らかな唇に

そのまま押し込んだ

きっと暴力以上の痛みだろう

そして

屈辱だろう

そこまでしても犯したかった




喉の奥まで突き立て

鷲掴みにした髪を激しく揺らすと

戻しそうな音が聞こえ

咳き込み

涎を垂れ流し

鼻水を流し

涙さえも溢れさせた




彼女の唇を犯す音と

喉の奥から嗚咽のみが

ホテルの一室に響く




あり得ない屈辱に涙する・・・

何度も何度も溢れる嗚咽

きっと今まで生きてきた中で

これ以上の屈辱を受けた事はないだろう

恥辱に歪む顔を見下ろしながら・・・

心が惹かれた

口付け・・・

涙を舌で拭い取り

鼻水をすすり飲んだ




彼女を汚し犯し傷つける事は

自らの心を傷つけるのと同じ事・・・

汚し犯し傷つけ続ける事で自らの心を傷つけた

『愛している』

その言葉の真意は彼女の心に届いたのだろうか・
・・






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Last updated  2008.02.15 00:44:57
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