背を向け彼女を待った同じ改札で
今度は彼女の背が小さくなるまで見送った
一緒に過ごした僅かな時間を振り返り
これで良かった・・・
そう僕自身に言い聞かせた
今度は神奈川まで遊びに来てね
そう言う彼女・・・
見送った彼女の背中が
最後に見た彼女の姿となったが・・・
後悔はなかった
僕の想い出の中だけで
彼女は存在して
彼女の想い出の中に
僕は存在する
でも・・・
もう彼女の中の僕は消去されているかもしれない
それはそれで
彼女が幸せに過ごしている証拠なんだろうな
またいつかはないけど・・・
どうかお幸せに・・・