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待ち合わせた駅は・・・ 以前に通学で使っていた路線の途中にあった 片田舎の駅で 夜の10時だというのに 閑散としていた 人影はまばらで 彼女を見つけるのに時間は掛からなかった
車を横付けにし 助手席の窓を開け 『お待たせ』 出来るだけ明るく声を掛けた
僕は車を降りて 『先日の披露宴ではお疲れさんでした』 そう挨拶をしていた 穏やかな笑顔で会釈する彼女 披露宴の着飾った様子ではなくて 普段着姿に親近感を覚えた よそ行きの笑顔でない微笑みに 少しだけドキッとした
『さて、お茶でもしますか?』 そう言ってアクセルを踏もうとしましたが・・・ 意外にも彼女の答えは 僕の予想を裏切った お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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