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「Cast off ~小さな君のその手を抱きしめるために~」

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2008.08.06
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待ち合わせた駅は・・・

以前に通学で使っていた路線の途中にあった

片田舎の駅で

夜の10時だというのに

閑散としていた

人影はまばらで

彼女を見つけるのに時間は掛からなかった

 

 

車を横付けにし

助手席の窓を開け

『お待たせ』

出来るだけ明るく声を掛けた

 


そのまま助手席に乗ってもらっても良かったのだけど・・・

僕は車を降りて

『先日の披露宴ではお疲れさんでした』

そう挨拶をしていた

穏やかな笑顔で会釈する彼女

披露宴の着飾った様子ではなくて

普段着姿に親近感を覚えた

よそ行きの笑顔でない微笑みに

少しだけドキッとした

 


彼女を助手席に誘い

『さて、お茶でもしますか?』

そう言ってアクセルを踏もうとしましたが・・・

意外にも彼女の答えは

僕の予想を裏切った






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Last updated  2008.08.06 23:43:57
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