テーマ:韓国!(17200)
カテゴリ:仕事
久しぶりのブログ更新です。
韓国でビジネスをしていると何かことがやたらと劇的だったりします。 ドラマみたいと言うと言い過ぎでしょうか? まあ、私の会社のレベルでの話ですから、韓国の大企業とビジネスされている方のケースとは異なってくるとは思います。あくまでも小さな会社のお話です。 我が社も韓国の会社の訪問を受ける回数が増えてきました。そんな中で感じるのは、何かアマチュアボクシングの試合をしているみたいというか、いや、路上の喧嘩ボクシングをしているような感覚になるときがあります。 相手は、完全に自己流のボクサー。一発ラッキーパンチねらいの戦法でやってきます。その戦法に目をくらまされると一発やられる、みたいな・・。 たとえば・・ ある社長は、いざ取引となったとき 「契約書を交わしましょう。準備しておいてください」 と言うので「売買契約書」を作ってメールで送ったのですが、 「いや、これではありません。これにサインしてください」 と送られてきたのが、うちのアイテムすべてを独占できるという「独占契約書」 明らかにダメ元の大振りパンチ。 万が一、相手が勘違いしてサインでもしたら大もうけ! こちらもこんなことで呆れていてはいけません。 軽くジャブで 「ご冗談がひどすぎます」 相手は、笑ってごまかす始末。 なかなかの狸。 ど忘れした振りをして入金期日を延ばすのは常套手段。 今日なんかは、弊社の担当女子社員に文字メールで「甥っ子の嫁にどうだ」 政略結婚作戦とは何とも古風な戦術! 残念ながら女子社員の年齢を大きく読み違えてまさかの大外れ。 あまりにも自己流なので、軽いスウェーでパンチが当たりもしませんが、 こういうのを見ていると(って自分の会社で客観的になってはいけませんが) 普通に起こることが良いことも悪いこともドラマみたいだったりで、 思わず笑わずにはいられません。(って人ごとじゃないのに) 黒木亮著の「巨大投資銀行」という経済小説で 某実業家をモデルにした「木村エジ」なる人物が出てきます。 はったりをかませたりと 「ベア・ナックル・ファイト」(素手の殴り合い)の世界で生きてきた叩き上げの 人物として主人公を驚かせ、呆れかえらせています。 んー、でも韓国にいると、この程度は驚かないかも・・。 巨大投資銀行(バルジブラケット)(上) 巨大投資銀行(バルジブラケット)(下) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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