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韓国で生活していると日本の話題に疎くなるのは仕方がない。
しかし「筆談ホステス」という本が話題になっているらしいとことは、日本出張時に本屋に立ち寄って感じてはいた。 そんなとき、日本のお客さんから一通のメールが担当者宛に送られてきた。 それは長年のお得意のお客様からのもので、特に彼女からメールが来ることは珍しいことではなかった。 そこには、自分のことがネットで紹介されたと記してあった。 メールに記されたリンク先をクリックし、ネットの記事を読んで驚いた。 そのお客さんは、先天性の聴覚障害者、つまり生まれつき耳が聞こえない人だったのだ。 メールのやりとりだけでは、そんなことは全く分からなかった。 「メールじゃ、分からないんだ・・」 そして彼女の写真も記事と一緒に掲載されていたが、それを見て、とても驚いた。 そのお客さんは、小顔の童顔で、可愛すぎる人だったのだ。 言葉によるメールのやりとりだけでは、相手の容姿のことも全く分からなかった。 驚いたことは、それだけではなかった。 高校生の時からのお客さんだったが、今はシングルマザーとなって、 さらに二代目筆談ホステスさんとしてクラブMという銀座のお店に勤めているということだった。 源氏名を早乙女由香さんという。 私やスタッフたちは俄然彼女を応援したくなった。 長年のお得意様に強い義理をも感じていたのだ。 今回、東京出張時にやっと彼女に会うことができた。 うちの担当スタッフが偶然にも手話ができたので(高校時代にボランティアをしていた) その担当女性スタッフと銀座のクラブMに出向いた。 銀座のクラブなど韓国生活が長いと全く縁のない世界で、テレビや映画での描写でのみ知っていた世界だ。 慣れない場所に出向くので少し不安だったが、それは全くの思い過ごしで、何故か慣れ親しんだ場所のように感じられた。私もいつの間にか歳を取っていたのだ。 お店に入ると由香さんが隅の席でお客さんと筆談をしてのが分かった。 一生懸命筆談をしていたので、知らない振りをして彼女とは視線を合わせず、私たちは案内されるまま席に着いた。 もちろん、日時の約束をして赴いたので彼女も気づいたいたのだと思う。 本当はその日は出勤日ではなかったのだが、私たちのためにお店に出てきてもらっていたのだ。 そして私たちも彼女のためにはお店で会うべきだと考えたのだ。 しばらくして、由香さんは私たちのところにやってきた。 そして、お互い挨拶をした。ある意味、オフ会の出会いのようなものだ。 私は「ありがとう」と言った。由香さんは長年のお得意様で私たちのショップに若い頃から義理を立てて、利用してくださったのだ。本当にありがたかった。 その後、すこし手話や筆談を交えて話をした。 でも、短い時間で語り尽くすことはできなかった。 最後に一緒に写真を撮った。 撮った写真を見て、改めて思ったが、本当に小顔で童顔で可愛すぎた。 早乙女由香さんのブログは、こちら 彼女のネットの記事は、こちら クラブMの社長のブログは、こちら クラブMのウェブサイトは、こちら 早乙女由香さんは最近テレビや雑誌に出ることがあって、日本では結構有名人になってしまったのですが、陰に隠れているクラブMの社長が楽しい方で、若いながら考えもしっかりしていて、いいお店を作ろうと努力し、かつ由香さんのマネージャー役をやって、よき理解者でよくサポーター役をやっているという、いい方でした。是非、ブログを読んでみてください。 とにかく由香さんがいい人たちに恵まれていたので、私たちは安心しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.23 16:05:34
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