カテゴリ:韓国ゴルフ
このブログではしばしば言及してきたが、隣国韓国には日本好きの人が実は多かったりする。年配の方の場合、声なき人々である。韓国で「日本が好きだ」とか言う必要がないし、変な誤解を受けるので表現には慎重である。
しかし、若い人は日本フリークを自由に自称ことも少なくない。 私は最近ブログを通じて韓流の好きな人、韓国人の彼氏とつきあっている人が思った以上に多くて驚いているが、金室長の話では最近の日本の韓国好きな人の数より、韓国の日本好きな人の数のほうが多いだろうとのことだ。 明洞栄養粥のオーナーは、日本人を相手に商売をされている方で日本語も勉強して少し話をすることができる。お店は日本のテレビの取材もしばしば受けるのでお客さん以外の日本人との交流する機会もある。またお店には村山元首相も訪れて、ツーショットの写真が飾られている。日本に行くのは、おそらくゴルフをしに行く程度であろうが、少なくとも日本への理解のあるビジネスパーソンである。 今回一緒に来た金社長は、意外に日本のことをよく知っておられた。話しぶりから、どうも日本とも何らかの取引が多かったに違いない。このようなビジネスパーソンの場合、概してそうなのだが、日本に対してフェアな見解を持つし、日本への理解も深い。成功したビジネスパーソンらしくマインドも非常にオープンで、義理深い。 明日香カントリー倶楽部に到着してロッジとエンジンのついた古いカート一台が私たち一行にあてがわれた。コースのみならず、ゴルフ場敷地内にあるロッジとの間もこのカートで往復する。 ロッジは広いリビング一つと寝室が二つあり、寝室にはそれぞれベッドが二つあった。正に大自然の中に来たようで気分がよかった。 しかし、大自然以外何もないところで、ゴルフ場も山中にあるので外に出ることもできない。敷地内に何かお店があるわけでもない。夜は星を見つめることしかできない合宿にはもってこいの場所だったのだ。 ロッジに荷物を置くと、急いで着替えてコースに行こうという。龍山高校OBの団体客と重なったので、先に回らないとスタートが遅れてしまうと言うわけだ。平日は全く空いているので何時スタートという指定は一切ない。いや、週末ですら時間の統制はなく、空いていれば随時スタートできる。 他の客がロッジの前のカートをスタートさせる前に急いでキャディーバッグを積み込み我々はコースに向かった。コースは確かに綺麗に整備されていなかった。ラフの茂みはぼうぼうだったり、バンカーに草が生えていたり、芝生じゃなくて雑草のグリーンだったり。しかし、少なくとも私たち初心者にとっては関係なかった。雑草であれグリーンでは玉は転がったので同じことだ。コース設計自体は、谷越えがあったり、見えないグリーンを狙えるところがあったり、なかなか素晴らしかった。私たち一行は大いにコース自体を楽しんだ。 ゴルフ自体は初心者の二人にとってはいつも通りきつかった。明洞栄養粥のオーナーと金社長はゴルフ歴が長いので、全くのマイペースだ。金社長のフォームは桑で畑を耕すような独特なフォームだが、ショットはドライバーアイアン共に正確で、パーオンをほとんど決めてくる。 明洞栄養粥のオーナーも見事なダウンブローでピンを攻略し、アプローチも見事にピンに絡めてくる。 私は、相変わらずショットは乱れ、OBは連発し、パットは入らない。スコアーも始めてコースに出たときとさほど変わらない。ただ、ドライバーの飛距離だけはお二人と勝負ができた。 私はコース経験が少ないからスコアーがよくならないのかと思い、この合宿に期待をしたが、いくら回っても結局は全くスコアーがよくなることはなかった。コースに出るととたんに球に当たらなくなるのは(ダフリ、トップ)直ることはなかった。 --<つづく>-- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.12 07:09:58
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