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マレーシア三日目。
前日、猛暑の中での36ホールでかなりへとへとになる。 土曜日は会員のラウンドが多くなるので午後のみのラウンドというスケジュールなので午前中のマレーシア観光の途中、クアラルンプールのペトロナスツインタワーで観光団一行と別れ、急遽二名による探検隊を組織し、無計画クアラルンプール観光探検を敢行した。 ペトロナスツインタワーはクアラルンプールの、いやマレーシアの象徴であるらしい。確かにあんなにでかいビルなので、クララルンプールどこからも見えて、その威厳を放っていた。 ツインタワーのショッピングモールでお茶をした後、とにかく面白そうなところを歩いてみることにした。 急な誘われゴルフについてきたので、正直なところマレーシアについて、何の予備知識も持ち合わせていなかった。探検隊としては、リスク管理がまるでなっていない。 そして到着してはじめて分かったことは、マレーシアって結構な経済水準があって、なかなか暮らしやすそうだということ。観光も中国に行くよりは、椰子の木などのリゾートチックな風景も相まって、結構いいかもしれない。そんな印象だ。中国に人には悪いんだけど。(ちなみにマレーシアには中国人もたくさん住んでいる) ビルの合間の道路沿いも南方系の巨木が茂っている。これがリゾートっぽくて癒される。 都市の真ん中の道路沿いにあるレストランも作りがリゾートっぽく、都会の緊張感があまりない。 歩いている人間もやたら遊びに来た風の西洋人が多くて、これがちょっとねじれた感情かも知れないがリゾート地(完全に西洋人の視点なんだが)の風情を醸し出していた。 実際に観光客風の西洋人のみならず、いろんな人たちだあふれていた。東アジア代表は華僑で、漢族系の顔も多かった。華僑は経済を握っているのだという。マレー人のイスラム教徒の姿も、特に女性は宗教的に厳格そうな服装の人から、自由な服装までで、その辺の事情については今回のフィールドワークでは調べがつかなかった。 マレーシアではマレー人の人口が2500万人程度なので労働力をインドネシア、タイ、インド、ネパール、スリランカなどから受け入れているという。確かにホテルの従業員と話してみるとインドネシア人だったし、サリーを着たインド人の姿も街でよく見かけた。ルームマッサージの女性は中国人とタイ人だったし。 そうこう猛暑の中を根性で歩き続けたら、偶然にも望んでいた繁華街に出た。 「ビンゴ!」って、軽薄に叫んだりはしないが、まあそんな感じで動物的嗅覚を駆使して行き着いた。探検隊の面目躍如である。 その後、探検隊は無造作にタイ料理を食べたり、無意味にモノレールにも乗り、高い位置から見つけた在来市場にも侵入したり、一見怪しげなマッサージを受けたり(実はテレビでも紹介された健全店。受付の男が怪しかっただけ)、夜のジャランアローでワンタン麺を頼んだら、焼きそばに雲呑スープが出てきたり、モノレールの同じ車両ですり事件に遭遇したり、短い半日だったが充分に探検の成果は上がったと思う。 クアラルンプールからホテルに向かう帰りのタクシーで運転手がやたらに女性に興味はないかと聞いてくる。何なら会ってみないかと、いろんな国のいろんな歳の女性がいると結構しつこくふっかけてきた。そういえば前日のルームマッサージの女性も軽い誘いをかけてきた。イスラム国家なのでそういうことは御法度だったり、普通には接するものではないと思っていたが、意外に不真面目な面もある国だということも普段真面目な探検隊の一つの発見だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.20 00:54:14
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