テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:本
今日は韓国ではなく、中国との関係についてですが、特別な見解があるというより、昨晩ちょっとした出会いがありました。 昨晩お会いすることになっていた大阪の日本人社長が紹介してくれたのが、とある中国人社長。 「祖母が日本人なんです」 「ということはお婆様が、日本人孤児として中国に取り残された方だといういうことなんですか?」 「はい」 大変な苦労をなさったということと、幼い少女を助けてくれた中国人の温かい心があったということ、食事の席で少しうかがうことができました。 ここで思ったのは 1、「大地の子」を読まないといけない 2、内蒙古の駐蒙軍司令官だった根元中将は偉大だった 大地の子 全四巻 完結セット(文春文庫) 大地の子 全集 DVD 1、僕は読んでなかったんです。ドラマも見なかったし。これはもう読むか見るかしないといけなくなりました。 2、そもそも満州にソビエト軍が侵攻してきて、いわゆる中国日本人残留孤児といった悲劇が生まれたのですが、満州の関東軍と比べ、内蒙古にいた駐蒙軍の司令官根本中将は、敗戦直後には悩んだ末に直ちに武装解除することはなかったのだそうです。これは在留邦人をソビエト軍から守るための処置だったのですが、最後まで決死の応戦をして、また中国とのパイプも駆使して、在留邦人4万人を無事に脱出させることに成功します。 この命、義に捧ぐ ノンフィクション作家である門田隆将が書いた「この命、義に捧ぐ」は根本中将のその当時の判断と、戦後台湾からの極秘の招請を受けて、密航で台湾に渡り金門島での戦闘を陰で指揮し、国民党軍唯一の勝利を収め、今日の台湾を至らしめている功績を立てた話です。こんな日本人がいたんだと思わされる感動の一冊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.26 11:47:37
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