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【コラム】韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかった
ちょっと衝撃的な朝鮮日報のコラムだ。 内容に激しく同感するし、内容自体にも触れるべきなのだが、それ以上に衝撃なのは韓国の記者が本当にこんな記事を書いたのかということだ。 韓国語版にはない、日本語版のみの記事なんだろうかと韓国語オリジナルの朝鮮日報サイトにアクセスしてみたが、実際に韓国語記事も存在していた。 韓国人が日本人のかつての韓国批判が正しかったと認めることが信じられない衝撃なのではない。 彼らがこういう論調を今までしなかったのは、単に韓国人の自尊心のなせる技だけではないのだ。ここで何度も繰り返すように戦後政治が作り出してきたポピュリズムの風によって、その風にそぐわない論調は社会的に抹殺してしまうという現実が存在したためだ。 韓国の有識者との日常空間においては、実は「韓国が間違っている」という論調を私は数多く聞いてきた。しかし上の理由により、政治・言論空間においてはタブーなのである。 この朝鮮日報の記者もそのことを重々承知である。にもかかわらず、この記事を書かざる得ないほど彼が韓国の情勢を切迫している事実が私には衝撃的だったのだ。 韓国は信じるべきでない相手・中国を信じてしまった。韓国なりに言い分はあったが、それも間違っていたと記事では述べている。日本の批判が正しかったというのは、韓国(記者)に対して民主主義陣営の日米との同盟関係があるにもかかわらず、バランサーの役割であるとか、統一のためであるとか言って中国に近づいていることの言い訳に対してかつて日本人から批判されたというもの。 今日東アジア情勢においては安全保障問題が最重要課題であるにもかかわらず、未だ韓国では関心が薄い。それは未だ見るべきことを見ようとしないのだ。朝鮮日報の記者のように反省することは、ポピュリズムに深く犯された自らの病状を認めなければならない。 もう一度整理すると、安全保障問題に目を背けるのは、国民が犯された病状とその原因を自ら認めることが拒否しているのか、もしくはポピュリズムに犯された状態を利用したい政治思想的な力によって確信犯的に目を背けさせているのか、どちらかなのである。もしくは二つの要因が混合した状態なのである。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.17 11:18:44
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