日々おウマ日和♪こころはいつも競馬場

昨日映画を見てきました。

伝説の娼婦メリーさん(メリーさんの絵をクリック）

普段ならゼッタイにお金を払ってまでは見に行かないドキュメンタリー映画
（ちなみにＴＶではよくドキュメンタリーは見ますが･･･）

春に上映されていた時は時間が取れなく、残念ながら見ることが出来なかった。
好評だったという事で今回再上映されたのだ。

見るなら、ゼッタイにこの街で見なければと思っていたので行ってきました伊勢佐木町。
メリーさんの過ごした場所。

地下にある小さな映画館。

最終日という事で平日の朝一の時間だったのにほぼ満席
（前日が水曜日のレディースデイなので木曜のこの日の方が空いてるのかと思ったのに･･･）

客層はメリーさんを良く知る世代の方々のようだ。
みんな懐かしそうにしている。

映画が終わり外に出ると、次の回に向けて長い列が出来ていた。

この街でメリーさんを知らない人はモグリよ。って隣に座ったおば様達が話していた。
（この街の出身ではないので、桜花海はモグリです(笑））

桜花海がメリーさんを知ったのは、２，３年前。この街の広報雑誌のグラビア写真だった。
荷物に腰をかけ両肘を膝につけてうなだれている写真。
物凄いインパクトのあったその写真。興味が引かれた。（このインパクトのあった写真は映画のＨＰに出ています）

疲れているのか、何かに絶望しているのか･･･

映画を見る前にいろいろ読み漁ったり、この街の出身の知り合いに聞いたりした。

いろいろな噂があり、どれが真実なのか？
全財産を持ち歩いていて、紙袋には沢山の札束が輪ゴムに包まれて入っていたとか、ご贔屓のお金持ちがスポンサーにいてロールスロイスの後部座席に座っていたとか、ある時は高島屋の家具売り場のソファーに座っていたとか。。。（これはホントの話かもしれないけど、それ以外はどうも真実味にかける。）

でも、映画を見終わった後はなんか　どれも違う気がした。
うまく説明が出来ないけど、一人の不器用な女性が白塗りのおしろいと言う仮面をかぶり（仮面をかぶるは映画で誰かもいってたけど）必死に別の人間を演じ続けたのではないかと。。。

好評という話ではあったけど。。。
すごく、見てよかったと思える映画ではなかったけど。。。
何か胸に残る映画であったと思う。

ドキュメンタリー映画なので、彼女を知る人たちの証言でストーリーは進み　映画の最後の最後に彼女は登場します。
安堵の地に居るはずなのに、それが幸福だったのか。。。

メリーさんを知っていますか？
知っているあなたは、この街の人ですね。。。

彼女の生き方どう思いますか？