あちこちのお店から「お誕生日おめでとうございます」っていう
「お祝いに○○ポイントプレゼントします」というメールがくる。
買って、買って、・・・と催促されてるみたい。。
同学年のお友達からの今年の年賀状に「今年はいよいよ還暦ですね。」とあった。
私は「え?」と思ってピンとこなかった。
ああ~そっかあ、私と同学年の人は未年だもんな。
「あんたと違うよ」って密に自分が少しだけ同学年の中では若いことを誇りに思う。
私は申年の2月生まれなので、およそ4月生まれの人から見れば1年近くも遅い。
でも、子供の頃は本当に大人しくて我慢強くて自己主張しない子だった。
唯一の自己主張がこんな風に文章を書くことだった気がする。
しかし、この歳までなんとか大きな病気なく健康に生きてきた。
私は病気や怪我などで手術を一度もしたことがないのが自慢だ。
一度場所がまずいので言いにくいが、おできの手術の予約を婦人科でしたことがあったけど、どういうわけか手術の予約近い日にそのおできは自然に破裂してしまい、手術はキャンセルになった。
「手術はしないに越したことはないよ」って看護婦さんが言ったのを覚えている。
又その何年か後も一度危機が訪れた。
それは歯茎なのか歯なのかわからないが、とにかく痛くて我慢ならず、自分が普段通ってるいつもの歯医者では手に負えなくなって紹介状を書いてもらって県立病院に行ったのであるが、そこでは、手術の可能性があると言われた。
しかもへたしたら全身麻酔になるかもしれないと脅され、すごく落ち込んだ。
そしてMRIで歯茎の断層写真をとっった結果、風邪からの炎症で歯茎の中に小さな袋ができて中に水が溜まってると言われ、それは耳鼻科の治療も一緒にすれば大丈夫と言われ、鼻の手術は今の時代はやってもよくならないことが分かったから滅多にしないよと言われた。
血圧の薬を飲み始めて早11年になる。
高血圧なのを知らなかった私はあるきっかけでわかった。
私の家の近くに市の健康のためのフィットネスクラブがあるが、そこは健康診断を受けて、運動チェックに合格すれば3か月無料で通える。
ところがその健康診断の心電図検査で左心室が肥大してると言われ、不整脈が発見された。
その頃毎朝心臓が締め付けられそうになり、息が止まりそうになったりということがよくあった。
けど、まさかと思い検査をしてなかった。
結局運動チェックの中断で医者に行き調べたら高血圧症とわかる。
最初は症状のひどいとき注射して抑えていたが、ひどくなると200までも上の血圧があがってしまい、思考力が低下したり、情緒が不安定になったり、ろれつがまわらなくなったり、手がしびれたり・・・
ついに医者が考え込んで「じゃ薬を出すか」と言ったのを覚えている。
当時私は高血圧の薬が一度飲み始めたら一生飲み続けなくてはならないものだと知らなかったので、風邪薬と同じに考えて、よくなったらいつでもやめてもいいものだと思っていた。
でも違った。
こういう死ぬまで飲まなくてはいけない薬だったのか・・・
だから当時48だった私に薬を出すのをためらったのかと思った。
そんな私のくせに、最近健康診断を2年程していない。
血圧とか耳鼻科とか定期的に気になるところを見てもらってるので多分問題ないだろうと勝手に決めている。
勤め人でないと自ら健康診断しようと意識しない限り自分の健康チェックはおろそかになってしまう。
やれ、パソコンの仕事だコーラスの行事だとかいい、後回しにしている。
コーラスのメンバーには私よりも若いのに糖尿病でなかなか復帰できない人がいる。
目を4回以上も手術して失明をやっと免れてる人だ。
認知症の人もいる。
突然死もありえるから今年は我が身の生き方、健康をきちんと見直してまじめに考えなくちゃ。
来年還暦を迎える歳になるまで準備期間として、整えよう。
まずは健康チェックか・・・