今日は朝からずっと雪が降り続けているが、
昨日のコーラス歌い初めの帰りには
いいお天気に恵まれた。
この神社は「善知鳥(うとう)神社」と言う。
私のお目当ては欲しいお守りがあったからだが、
以前テレビで学んだ神社のお参り作法を守って見ようと試みた。
- 鳥居の前で一礼
- 中央を避けて左側を歩いていく
- 手を洗う~1 柄杓に水を入れ左手を洗う、2 右手を洗う、3 左手に水を溜めて口をすすぐ、4 柄杓を立てて水を流す(柄を浄める)
- 上がる前に神殿の前に一礼
- 上がって鈴を振る(一回でいいが何回でもよい)
- お賽銭を入れる(15円は十分ご縁がある、45円は始終ご縁があるというのでよい)
- 二礼、二拍手、一礼~拍手は右手を少し下げて拍手して手を揃える、礼は90度の角度で深く
- 中央を避けて歩いて帰る
- 鳥居の外で一礼
以上の作法なのだが、この通りというわけにはいかなかった。
と言うのは、鳥居の前で一礼とはちょっと大袈裟で回りの人に見られたらなんか恥ずかしい。
そして中央を避けて通ろうと左端を歩いたらアイスバーンで道が氷になって滑って歩けないので必死で、何度も転びそうになり大変だった。
一応手と口はきれいにできて成功。
神殿の前に一礼は忘れてしまった。
二礼、二拍手、一礼にとらわれて後で鈴を振ってお賽銭を入れる羽目に・・・
神様は北国用の参拝作法を作って欲しいな。。
手を洗う水もこちらは凍らないようにやや温水ぎみで湯気が立ってるしね・・
さて、参拝の後はまずは御神籤を引いた。
ところが、先日の仏様参拝の時は箱に直に手を突っ込んで自分で取る形だったが、この神社では、まずは棒を引いて番号を言う。
そして、外に番号の書いてある引き出しがずっと並んでいるが、自分でその番号の引き出しを開けると、御神籤がたくさん重なってるので上から御神籤を一枚取る。
そこで開いてみたら、やはり先日と同じ小吉だった。
そこに又してもよみびとしらずのうたが・・・
紅の涙の雨にぬれしとて
蓑を着てとる
うとうやすかた
神運~このみくじにあたる人は、禍変じて吉となる心があり、まことに大吉のみくじであるが、
心の持ちようが悪く、行いがよくなければ、かえって悪くなります。
何事に有りても素直な心を養うべし。
と言うわけで、うたの中の「うとう」とは善知鳥という鳥の名前でこの神社の由来の関わるものだろう、「やすかた」とはこの神社のある所の地名だが、「たやすい」をかけているのだろうか?
「紅の涙の雨」とは禍のことだろうか?
では、禍があっても蓑(雨をしのいで着る雨具)を着れば、善知鳥(鳥の種類)がたやすく取れるように心がけ次第でうまくいくと言う意味かな?
そんなことを想像して楽しい奥深い気分だった。
再び財布に入れて大事に持ち帰った。
そして、私のお目当てのお守りだが、ここで二つ買った。
右側が「善知鳥水守」と言う。
災いや悪縁を水に流し幸運を呼び込むように祈願されていると言う。
これは評判が良くて、ずっと売り切れで今回やっと買えたので満足だった。
このように中に善知鳥の鳥が二羽描かれたものがあり、写真ではわからないけど、このお守りを動かすとキラキラした色とりどりの粉と一緒にこの鳥の飾りが水の中でゆらゆら動いてきれいなのだ。
化粧ポーチに付けておいた。
そして、左側のお守りは携帯ストラップとしてお仲間入りさせた。
私はガラケイ人間なので、このようにアクセサリーを複数付けるのを楽しんでいる。
仏様参拝で買った私の干支の猿のお守りの隣に、今回の神社で買った赤い房のお守りが実にかわいく似合ってるではないか!
御守り集めのような参拝だが、これが唯一の私の楽しみである。
今年の正月は2日に家族とで青龍寺(昭和大仏)へと、6日に一人で善知鳥神社へと。
ほぼ毎年この二つへお参りだ。
若いカップルが楽しそうに御神籤をお互いに見比べ読んで笑い合っていたのを目にした。
そんなそばで、私は御神籤のうたを読むのが楽しいと感じる歳になってしまったのだ。
今年は6月4日に高校のクラス会があるというお報せが同級生の幹事の男子からの年賀状で知った。
還暦を無事迎えられたクラスメイトたちとの4年ぶりの再会と古希を迎えた担任の二重のお祝い。
今年も又いろんな出会いがありそうだ・・・