|
カテゴリ:私生活
先日23日の土曜日に高校のクラス会が2年ぶりにあった。 正直2年などあっという間でこの間会ったばかりという感覚、 もう1年置いてもよいと思ってた。 でも、今回はいつものクラス会とは全然違った。 他のクラスとの合同クラス会が実現したからだ。 これは、元はと言うと私のせいだ。 と言うのは、 私はFacebookに2012年からアカウントをもって利用していたのだが、 今年の1月4日の正月中にFacebookで偶然見た 卒業高校東京支部の校歌の歌詞入りのTシャツが妙に気に入ってしまい、 反応して深く考えもせず、 偶然にもポチしたら「友達申請」になってしまったのだ。 そしたら東京支部の副支部長から「さっそく入会ありがとうございます。」ということで友達になり、そのあとは支部サイトでの私と副支部長の会話を見た同じ8回生の男子2名が反応してくれて友達になった。 どちらも3年間のうちで我クラス担任の受け持ち経験がある人で、1名は中学校も同じクラスだった男子で懐かしい話ができたし、もう1名は我クラスの幹事と東京の大学時代にもよく会っていたという友達関係と判明。 そこで今回の我クラスの担任の喜寿祝の話を教えたら来たがって、幹事の携帯番号を教えたらすっかり有志合同という名目のクラス会になったのであった。 そこでこのような人数となった。 我クラスは国文系の4組だが、他の文系クラス、私立クラス、就職クラスの生徒も加わった。 こちらはいずれ地方新聞に出すことになっているので堂々と顔出しで。。 今年は昨年来た人が来なかったり、逆に今年久々に来た人がいたり、こうして他のクラスの人が混じったりで結果的には毎年20名くらいに担任という具合だ。 他クラスの人は4名くらいだったので、我クラスとしてだけ考えたら前回よりもちょっと少な目だったかも。 下の写真の私と一緒に写ってる人たちは皆元教師。 後ろの男子は校長まで務めたり、この中の私の女友達は昨年から同職だった旦那さんと一緒に喫茶店経営している。 うちの担任の趣味は俳句だけど、今回その喫茶店経営の彼女は俳句を書いてる人たちの俳句集の中に掲載されている先生の俳句をまとめて手書きで書いたものをコピーしたものを今日のクラス会で皆に配っていた。 店のお客さんが抜粋してくれたものらしい。 実は、我母も俳句が趣味でその俳句集に掲載されていて、我担任の俳句はよく読んで知っているらしいが、俳句というのは人によっていろいろな見解があるらしく、結構母は母なりに意見を言っていた。 おまけに母は私のような理屈っぽい人間は俳句には向かないとよく言ってるが、確かにそうだ。 私は母よりも父に考え方や性格が似てるからね。。 まあ、とにかく我クラスの人たちは教師になったり、自分で会社を起こしたりという人が多く、私みたいなのと違って皆優秀よ。 お店は創作料理が売りのお店だったけど、料理の方は会費が5,000円なので、鍋(アンコウ鍋)中心、おかずもいろいろ出たけど、今一味がしょっぱかった。 ただ飲み物はお酒を含め飲み放題ってやつで、今回は男子が多いからそうしたんだろうと思った。 デザートのアイスだけはやたら凝っていて飴がかかっていたりして、おいしかった。 本来我クラスは文系なので女子が多い。 でも今回は他のクラスの男子が来たのでいつもと雰囲気が全く違った。 前回はどちらかと言うとしっとりした雰囲気で静かだったけど、今回はかなり賑やかでどんちゃん騒ぎだったので、それなりに刺激的でおもしろかった。 担任からもちゃっかり会費をいただき、その代わりと言っては何だが、お祝いに「津軽金山焼」をプレゼントしたのであった。 担任の喜寿祝と言っても、1年早く祝ったとのことだ。 喜寿と言えば数えで77歳だそうなので満で76歳、誕生日がきてなければ満75歳、しかも一年早くお祝いしたのであれば担任の先生は実際は満74歳か? 私たちが満62~63歳なのでほぼ一回り年上の担任なのである。 だから私たちが高校生の頃はこの担任は30歳くらいだった。 私たちが3年の時に担任が結婚したが、その時にクラスの皆でお祝いの歌を作詞作曲してコーラスしてテープに吹き込んでプレゼントしたという絆の深いクラスというわけである。 そして、我クラスは国文トップクラスとしての学校の期待の教育を受けていた。 それの反発に卒業試験をボイコットして担任の先生の学校にいる立場を悪くさせてしまった生徒たちでもあったが、なんとかりっぱな成績で受験に合格した生徒が多かったお陰で先生のメンツを保たせてあげれたという逸話が有名なクラスだった。 一人一人の近況報告を全員やって、飲み放題であっという間のうるさい一次会は終了してしまった。 一次会で担任は列車に乗ってお帰りになった。 その後残ったメンバーで2次会、ここは狭いカラオケスナック。 ほとんどが男子。(昨年は女子がこの倍はいたはずなのに・・・) これは他のクラスのFacebookの私の友達男子が増えたから。 女子は私を入れてたった3名だった。 初めは話をそれぞれしていた。 私は大学が一緒だった男子と話したが、息子がペット獣医だそうだが東京では開業はしたくても獣医が多すぎて大変らしい。 それは獣医だけではやっていけないのが現実で実際はトリマーとかペット喫茶とかを兼ねてるビルみたいな所に人が集まるので商売は難しいんだって。 私の父も昔の現役時代は畜産獣医資格を持つ公務員だったので、獣医職でもペット獣医と畜産獣医の違いとかいろいろ話した。 彼には孫がいて、「まだ4歳の孫はかわいい、親と違って責任ないからね」などと言った。 一方、奥さんの許可をもらって自分は昔から憧れの京都に教師退職後に単身で住んでるそうな。 それも年金では大変だから皿洗いのバイトまでしてるんだって。 実際彼はクラスでも一番頭が良くて、キザでつかみどころのないところがあったけど、今も人生謳歌してるね。 さて、まじめな話に花が咲くけどなんたって他のクラスの男子たちがうるさい。 「4組ってやっぱり違うな、話してるとわかるよ頭がいいの、俺らはそれに比べればバカばかり、ガハハ!!」って結構盛り上がり。 そこで私も盛り上がりに加担して幹事の男子で歌がうまい2人にカラオケを振る。 「西城秀樹の追悼、「傷だらけのローラ」歌って~~~」って。 そしたら、「でも、キーが高い・・・」ってビビる2人。 そこを押しまくる私。 結局一人が歌った。 秀樹とは声も歌い方ももちろん違うけどやっぱり私たちの青春時代のスターなので、手拍子で盛り上がり感動したわ。 歌い切った彼はゲッソリと今まで見たことない疲れた表情だったけど。 私はあべ静江の「水色の手紙」、もう一人の幹事は郷ひろみの「男の子女の子」、他いろいろ・・ まあ、結構長居して夜10時半すぎたので解散。 で、その後だが、私には今回幹事の一人で小学校から大学まで一緒だった幼馴染の男子の友達がいるんだけど、 「まだ早い、11時前に家に帰ると奥さんにもう帰ってきたの!って言われるから付き合えよ」と言われ、2人で知り合いのスナックへ。 私たちはお酒が強いので大学時代にはよく最後まで飲む仲間だった。 何を隠そう、実はこのスナックは私が辞めたコーラスのメンバーが経営する店で、彼が教師時代に行きつけの店でもあり、偶然に彼に数年ぶりで再会したのもその店ってわけ。 「じゃ行くか!」 もちろん、久々のツーショットなのでママも驚いてたけど、私たちが子供のころからの幼馴染なのは知ってるので平気。 「この人たちは男女越えて高尚な関係だから」ってね。 私たちは教育論から始まって、又カラオケ。 私はここでは高田みづえの「硝子坂」を歌ったが、これがその日はお酒もかなり飲んだわりには声が良く出た。 おかげで「あいかわらずの美声だね、ソプラノ衰えてないよ、又入ってコーラス・・」なんて言われたが・・・ 私はちらっと、「メールでコーラス仲間のある人がコーラス内の愚痴を私にこぼして発散してくる。ウンザリして断った」と言った。 「会を辞めた人間に、今まだ会に残っている人間が自分の会に嫌なことがあったからと言ってうっぷん晴らしに私にいろいろ話すのを聞くのは嫌な気持ちだ、私を利用してるのには腹が立つ」と言った。 ママはまだメンバーでもあるので、「ウンウン、あなたが正しいよ」と言ってくれた。 まあ、そんなこんなで幼馴染の彼との時間もあっという間で。 「俺たち、ずっと同じクラスだったな、よく結婚しなかったな」ってセリフ又彼から聞いたな。 「多分深い縁があるんだよ」と私。 あれ?朝ドラみたいじゃんか。 でもさ、長い時間を共有してるから思い出は語れるし、いろんな知識や考え方を対等に論じられる相手が男女の枠超えてそばに存在してることって素晴しいし楽しいよね。 私にとっては何年たっても懐かしい大好きな大事な幼馴染だよ。 そう言えば、偶然にも彼も私と同じで今年健康診断で「大腸がん検診」に引っかかり精密検査を受けたと言っていた。 この検査は大腸に管を通す内視鏡検査のことだが、私にとっては初めての恐怖の何とも心身とも苦しい検査で、だが、私は全く異常なしで今回はホッとしたのであった。 が、彼の方はポリープがみつかったとのことで、今後ガンになる可能性がないとは言えないので、毎年検査を受けるつもりだと話していた。 これはもしや長年の彼の習慣病なのかな? 彼は校長の立場上今までは仕事の責任上のストレスがひどく、「辞めたらさっぱりした!」と言っていた。 しかし、やっと今年の3月で本当の退職人生になったので、気持ちに余裕が生まれたみたいだ。 彼はとても声もよく歌がうまくカラオケも好きな人で、スポーツマンでもある。 毎日の自主トレも自分なりに家庭でやっているまじめな人、もちろん奥様の皿洗いのお手伝いもね。 そんな彼に第九の話をしたら、私がテレビや新聞に出てたのは知ってたらしく奥様にも「こいつ俺の同級生なんだ」って話してたんだって。 「じゃ、あんたも一緒に歌わない?最初はドイツ語きついけど慣れたら平気だよ」って言ったら、意外にも興味を示してたので是非共演したいわ。 人生語れる酒飲みのボーイフレンドっていいものだからなあ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私生活] カテゴリの最新記事
|