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カテゴリ:We are ヴァンフォーレ甲府
第2弾です。
「後押しなしに未来はない」 ◇サポーターが昇格の原動力 県内7カ所で子どもたちを指導する「Winフットサルクラブ」では昇格後、VF甲府のユニホームを着て練習する子どもたちが増えたという。 斉木和人施設長は「横浜に以前住んでいたとき、子どもたちが横浜マリノスなどのユニホームを着ていたが、同じ感覚になってきたのでは」と話す。 07年度の県サッカー協会への登録人数は、小学生以下が2210人と前年度より55人増、中学生も2304人と137人増えた。サッカーチーム「フォルトゥナ」は「VFのJ1昇格で目にする機会が増えたことも、底辺拡大につながっているのでは」と分析する。 山梨のシンクタンク「山梨総合研究所」が、昇格直前に算定した経済効果は約13億円。その際に1試合の平均観客数を1万2000人と想定したが、2年連続で突破した。ただ、1年目は他チームの日本代表やスター選手を見ようと、ビッグチームに観客が集まりばらつきがみられたが、今季は1年目を上回る約1万3000人が来場し、1万人を切ったのは3度だけだった。 山梨総研の安藤克美主任研究員は「Jリーグのある生活が定着してきているのでは」と述べ、地域にサッカー文化が根付き始めたことがうかがえるとした。 多額の累積赤字、さえない成績――。つい数年前まで、VF甲府は地域の「お荷物」と映り、自慢できる存在ではなかった。それが昇格をきっかけに認知度を上げ、街では「がんばれヴァンフォーレ甲府」と書かれた旗やシール、ポスターなどを張り出す店が増え、活性化にも寄与した。 今季で退任する大木武監督(46)は、最終戦のあいさつで「皆さんがいなかったら今のVF甲府はなかった」と話した。コンサドーレ札幌が6年ぶり、東京ヴェルディも3年ぶりとJ1復帰は簡単ではないが、サポーターの後押しなしに“未来”はない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.06 13:20:59
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