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今日各地で行われた天皇杯５回戦。

ヴァンフォーレは皮肉にもリーグ王者になった鹿島との対戦でした。

天皇杯かぎりで退任が決まっている大木監督の為にも「元旦の国立」へ行って欲しかったのですが、延長戦の末力尽きてしまいました....


先制したのは王者鹿島でした。

前半２８分、右サイドからのクロスにフリーの田代が頭で合わせて先制！

１－０で前半を折り返し、後半は緊迫状態が続き負けかと思われた後半終了間際、茂原選手のシュートの跳ね返りを途中出場のルーキー久野君が押し込み土壇場で同点！

天皇杯２試合連続の延長戦に突入。

しかし、延長後半４分今度は左サイドからのクロスにフリーの柳沢に頭で押し込まれ鹿島が王者の意地を見せました。

これが決勝点となり、延長戦の末２－１と敗退。


土壇場でヴァンフォーレが意地を見せてくれて嬉しかったのですが、今のヴァンフォーレには１点が精一杯の意地かと....

この敗退により、今年のヴァンフォーレ甲府が終わったと同時に「たけし軍団」のヴァンフォーレに幕が下りました。

本当に今年は色々と楽しませてくれました。

来年は再びＪ２からのスタートとなりますが、頑張って１年でＪ１に戻って欲しいです。


試合後の大木監督のコメントです....

「最後は底力を見せ付けられた形になったと思うが、試合は非常に良かったと思う。御厨だったり田森だったり最後は新人３人を入れたが、彼らの力、成長があったし見るべき所はあった。
残念ながら結果としては負けてしまった。ちょっと早かったが、シーズンが終わってしまった。
選手には次に向かって行く来シーズンを見ていくと言う話をした。終わった事をくよくよしても仕方が無い。そこだけは外さず行ってもらいたい。」


第８７回天皇杯　５回戦
鹿島アントラーズ　１－１　ヴァンフォーレ甲府
延長　１－０
得点
鹿島　田代（１）、柳沢（１）
甲府　久野（１）