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カテゴリ:We are ヴァンフォーレ甲府
地元の新聞に掲載されていた「J1セカンドシーズン」を振り返るコラムです。
「システムの変更」 9月2日第24節大分戦終了後、大木監督は.... 「悪いゲームでした。1点取ってそこから守りにはいろうとしたのか、ボールが全く前に出なくなった。」 更に監督は「良くなかった。俺が悪いって言ったのは多分初めてだろ?」と続けました。 4連敗でJ2自動降格圏の17位に転落。 この時期イレブンは共通の言葉を口にしてました。 「状況が悪くなると直ぐ下を向いてしまう。」 「足が止まっている。」 「立っていたら、サッカーは出来ない。」 人とボールが激しく動くサッカーは影を潜め、苦しい連敗のトンネルを歩んでいました。 大木監督はイレブンに二つの決断を伝えました。 一つは「一つでも上の順位」としていたシーズン目標から「残留」に切り替えた事。 もう一つは「4-4-2へのシステムの変更」 大木監督はシステム変更の意図をこう答えた。 「何で試合中のパフォーマンスが落ちてくるのだろう。自信の無さかな。自信を取り戻すにはどうしたら良いのだろう。勝つしかない!勝つ為には何をする?何かを変えるのも悪くない。気分を変えるのが一番良い。」 ピッチの中の景色を変え「気分転換」を図る事で、停滞してムードに風穴を開ける。 戦術的な狙いが全く無かった訳ではないが、何よりも失いかけた自信を取り戻す事に力点は置かれていた。 4-4-2に変更して初めて臨んだ第25節の清水戦は敗れはしたものの、続く広島戦では6試合ぶりの白星。 第27節の川崎戦では9人になりながらロスタイムまでリードを奪い、第30節のF・マリノス戦でもスピーディーな仕掛けから相手ゴールを脅かした。 シーズン終盤になって取り戻していった自信と、少なくなって行く残り試合。 残り3節を迎え大木監督は再び4-3-3の復活を決意しました。 その理由を大木監督は「うちのチームが少しずつ良くなって来た証かもしれない」と語り「前からの力」に残り3試合の勝利をかけました。 このコラムを読んで、4-4-2に変更した理由が気分転換だったとは思ってもみませんでした。 確かに「ここまで来てシステム変更?浸透するかい?」とは思ってましたが.... パパもサッカー経験者なので、どーしても「サポの目」と言うより「選手の目」で見てしまうので.... でも、実際4-4-2を見ていても動きがギクシャクしている場面は良く見られた。 プロとは言え選手も戸惑いますよ。 それが人間なんです.... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.14 01:48:04
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