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カテゴリ:We are ヴァンフォーレ甲府
「J1セカンドシーズン」を振り返るコラムその2です。
「4分の1の攻略」 「残り4分の1の部分をどうするか?ポゼッションは信じないよ。ボールをいくら持っても、ゲームには勝てない!大事なのは点を取るにはどうするかってところ。」 2月、宮崎キャンプ最終日の大木監督の言葉です。 ぺナルティーエリア内を指す「残り4分の1」をどう崩していくか。 どのように点を取るか。この課題にシーズン通して直面していた。 昨年まではFWにバレーが居た。 バレーは突出した「個」でエリア内を突破する一方、「当たる時と当たらない時がある」と好不調の波があると大木監督は話しました。 7月のリーグ中断直後、大木監督は.... 「最後のシュートを打つと言う部分においてはバレーは絶大な信頼を置けるプレーヤーだった。ただチームの約束事を徹底出来ない部分もあった。そこが無くなった分だけ、確実性は上がった。」と語りました。 「確実性」とは.... ヴァンフォーレの生命線でもある攻守の切り替えと、細かなパスワークを目指す。 J1でも屈指の素早い攻守の切り替え、パス回し。 この2つを意思統一し、狭いエリアで勝負を仕掛ける。 FC東京の茂庭照幸選手は「甲府のパス回しは本当に上手い。正面から挑むと簡単に2、3人が抜かれてしまう。」と語っていました。 徹底した狭いエリアでのパス練習とシーズンを通して繰り返されたミニゲームで、ヴァンフォーレ独特の戦術「クローズ」が進化していった。 一方、攻撃スタイルの「幹」とも言える部分の進化だけではなく、「枝葉」の部分でも大木監督は様々な手を打ちました。 韓国キャンプからは3トップの下に山崎選手を配置し、ダブルボランチにシフトする変形の4-3-3をテストした。 34試合の総得点は昨季の42に対し今季は33。 戦力、戦術、技術、得点力に苦しんだ要因は多岐にわたる。 「最後に決められなかったFWの責任」と言う前線の選手の言葉.... 「エリア内での決断力の差」と言う首脳陣の言葉.... この言葉が来季のテーマになるでしょう。 でもでも「バレー」の名前を出すのは反則でしょう! それを言ったら終わりですよ。 周りの友達も「バレーが居たらなぁ~」と言いますが、そのセリフが出るとパパは「それを言うな!」と叫びます。 本当に「禁句」です。 でも、ヴァンフォーレのパスサッカーは素晴らしいと思う。 けど、回し過ぎ?かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.14 02:36:43
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