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カテゴリ:つれづれ
入籍デートの翌日は、一人で伊豆に向かいました。
写真家であり、著述家である松本榮一さんのお宅にお泊りです。 奥様である恭さんとは、上京したての頃からのお友達。 別々の日程だったけれど、私と夫(りるさん)が去年リトリートで お世話になったご縁もあって、結婚報告と、新婚旅行を兼ねて。 伊豆に新婚旅行(第一弾)。 なんだか渋いです。。 夕方着くと、お手製のご馳走をいただいて、それがひとつひとつ、 お野菜と海藻類、魚介類を巧みに使った、ヘルシーなお料理ばかり。 なんでこんなにコクが出るのか~~!! と驚くばかりでした。 どうやら、食材の全てを余すことなく使うと、深くてまろやかな お味になるようです。 ※さすがです! 「新婚のうちはね、いろんなお宅にいって、ご飯食べさせてもらうの。 そうすると、レパートリーが増えるのよ」 恭さんに、使用している珍しいスパイスを教わったりしているうちに、 お仕事を終えて新幹線で来てくれた、りるさんと合流。 ワインで乾杯のお祝いをしてもらって、ご自宅の温泉風呂に入って 眠りにつき、翌朝は、鳥の涼やかな声で目覚めました。 コンコンコン、と鳴く声が聴こえて、「何の鳥ですか?」と伺ったら リスだというのです。 電線と木々を、上手にスルスルと渡って移動する、何匹も何匹もいる 可愛いリスたち。。 「・・・ここはどこなんだろう」 近所を散歩しながら、道端になっていた桑の実をつまみ食いしながら、 彼が呆然として呟きました。 午前中、神社に連れてっていただきましたよ☆ 江戸時代からの社殿が残る、すさまじく濃いスポットでした。 こんないいところ、なぜ人がいないんだろう!! 東京の神社ブームから見ると、ここはこんなにエネルギーに満ち満ちて いるのに、人っ子ひとりいない静けさに、なんだか不思議な感じでした。 その神社を管理しておられるという、お寺さんにもお邪魔したのですが、 境内に、なんともトロピカルな果物の樹が大木となっていて、たわわな 実をつけていました。 足元には、熟して落ちた、ヤマモモの実や、梅の実が、足の踏み場なく もったいなく踏み潰されていて。 ・・・収穫しないんですね ^^; 「自由に、もいでいってください」 と、住職が高鋏まで持ってこられるんですよ、、 こういうのを、何布施っていうんでしょう。とっても余裕。 こちらの方たちは、本当に所有欲がないようです。 人口に比して、作物も果樹も、食べきれないほど豊かにあるからでしょうか。 天国みたいだなぁ。 結局、みかんと、やまももを頂きました。 田園風景をキャンバスに、広大な花菖蒲園を開園している、とっても 風流な方の土地にお邪魔したり、 手作りのカレーをテラスで頂いたり、(例によってインド本格派!) お昼寝したり、 お茶したり、 蔵書をお借りして、読書にふけったり。 のんびり、のんびりと楽しい時間が過ぎて、深呼吸をいっぱいして、 美味しい空気と、自然食でデトックスして。 伊豆のとんでもなく安くて美味しい、かつ見目麗しいお料理を出す レストランに連れてってもらったりして、楽しかった~~♪ 東京からすぐの場所でしたが、渋~~く、かつ優雅な、この上なく 健康的な新婚旅行でした☆ 松本ご夫妻に感謝です♪ ありがとうございました~~ ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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