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カテゴリ:神社・仏閣
一千日回峰行。
片道24km、高低差1300m以上の山道を、16時間かけて1日で往復。 その回峰行を千日間続けるのです。 山を歩ける期間は5月3日から9月22日までと決められており、 その間、一日たりとも途中で休んだり、抜けてしまってはいけない行 なのだそうです。 もし万が一、途中で不慮のアクシデントに見舞われたり、動けなくなって 途中で行をやめるしかなくなった場合は、腰に巻いている紐で首を吊るか、 あるいは腰にさしてある短刀で自分の腹を割る。 死して行を終わらせるという定めなのだそうです。 そして、9年の歳月をかけて48,000kmを歩く「大峯千日回峰行」を 満行したのは、吉野山金峯山寺1300年の歴史で、まだたった2人目だそう。 死ぬか、満行するか、しかないわけですから。 まさに荒行です。 塩沼亮潤阿闍梨については、ご著書は我が家に並んでるし、 『致知』は毎月届くしで、ずっとお会いしたかった方でした。 ↓ こんなに。 りるさんを仙台駅まで迎えに行ったので、せっかくだから行ってみようじゃないか! と、秋保温泉郷にある 慈眼寺まで、ドライブしてきました。 1月元旦~3日まで、新春護摩祈祷が行われてると地元新聞に書いて あったのです。 で、ついでに行ってみたわけなんですが。。 ついでに。 という割には、結構ハードに、吹雪いてるし道路は凍ってるし。 どこまで行ったら着くのか、わからないし。 ・・・ようやく着いたのか?と思って入ってみたら、「え!?・・・ここ?」 という景色が広がっていて、、 護摩木に祈願文を書いて提出し、護摩堂へ入堂。 ボタ雪が降りしきる中、塩沼阿闍梨さまは白い装束一枚で、 しかし寒そうなそぶりも見せずに颯爽と現れ、護摩焚は1時間半にも及び。 狭い護摩堂の中で、中央に護摩壇があり、その両脇から椅子が用意されていた ので、わたしたちは壇の見える脇に席を取っていました。 阿闍梨さまのスッキリとしたお顔を、拝見しながら護摩に参加。 所作の一部始終もバッチリ見えて、剣の裁き方などはウットリでした~~。 肝心なところ(印)は、きちんと隠してらしたけど。 終わると、阿闍梨さまはささーっとあっという間にいなくなった、と思ったら 表に立って、帰る方おひとりおひとりに、丁寧にご挨拶されてました。 ここの前で ↓ 阿闍梨さま作成の「数量限定・手書きメッセージ入りお湯呑み」を購入して、 敷地内にあるお茶屋で、無農薬コーヒー飲んで帰ってきたよ。 このお茶屋さんで、お土産にゆで卵を5個いただきました。 満喫! ちなみに、慈眼寺では、毎週日曜日に護摩法要と塩沼亮潤阿闍梨の法話が きけます。 おすすめ~。 遠いけど。車でないときついです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.29 10:02:05
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