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カテゴリ:つれづれ
おばの家で着物を広げてるのですが…
この柄、珍しい。 「全面漢文なのですが、何かの詩でしょうか? 出典がお分かりでしたら教えてください。」 と質問しましたら、青柳先生がすぐに教えてくださいました。 「こういうのは大概【千字文】ですよ。」と。 Wikipediaでは、このように書かれています。 「千字文 - Wikipedia」 千字文は「天地玄黄」から「焉哉乎也」まで、天文、地理、政治、 経済、社会、歴史、倫理などの森羅万象について述べた、 4字を1句とする250個の短句からなる韻文である。 全体が脚韻により9段に分かれている。 全て違った文字で、一字も重複していない。 などなど。 一文字も重複していない詩を、一晩で仕上げたなんて凄いですね。 今日の夏至は、おばから、家紋の入った着物を譲り受けたのと、 その他いろいろ箪笥から出しては当て、出しては当ててみてを繰り返し、 ファッションショーを楽しみました。 昔の絹地の、もったりした重みと手触りはもう、 触っているだけでうっとり、頬がほころびます。 それはもう、なんて幸せなことか。 谷崎潤一郎の短歌に棟方志功の版画のつづれ織。 夜は半蔵門まででかけて、皇居の緑を眺めながら、 (過ぎたけど)結婚記念日おめでとうディナーをご馳走になりました。 ホテル グランドアーク半蔵門 昔語りに花を咲かせ… 披講のこと、地元の方言のこと、曾祖父の話、祖父の兄弟の話… いまは消えてしまった、地元の法事などのやり方とか、 いろいろな風習とか、十三詣りとか… 話題は途切れず、どこまでも転がってゆき、 まぁ話が尽きませんので、更にデザートとワインとお茶と、おかわり! と、ずいぶん長居して、幸せいっぱい腹いっぱい。 やーー楽しかった ヽ(´▽`)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.06.23 10:56:49
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