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「三年続けてお参りすれば、一生お金に困らない」
日本三弁天のひとつ、金華山の黄金山神社は有名ですね。 実は、黄金山神社は二つあって、地元民のあいだでは 「どちらか一方では片参り」と言われています。 宮城県・涌谷の黄金山神社は、日本最初の産金地。 聖武天皇、天平二十一年(749)、 陸奥国守百済王敬福によって当地の砂金、黄金900両が献上され、 東大寺の大仏が完成したということです。 主祭神: 天照皇大神、猿田彦命、金山毘古命 『延喜式(えんぎしき)』神名帳(10世紀前半)には、黄金山神社は 「式内社」という国から認められた国幣社と掲載されています。 対して、柴山先生の本で有名になった金華山の黄金山神社は、 牡鹿半島の沖1Kmほどに浮ぶ島。 社伝によると、金華山は神代の昔、 大己貴命と少彦名命が国作りをしている時、 椿を作ろうと金石を煉固めて作った山なんですって。 天平二十一年、丸子連等が相謀りて山中より黄金を採取し、 時の陸奥守百済敬福によって黄金が朝廷に献上・・・。 主祭神: 金山毘古神、金山毘賣神、天神八百萬神、地神八百萬神 ・・・と、両方の神社で「ここが日本で初めて金が採れた場所!」 と主張しているのです。 江戸時代までは、金華山のほうが産出地、と言われて信仰を 集めていたようですが、昭和の半ばに東北大学の発掘調査で 涌谷町が産出地であることが確実視されたようです。 ちなみに、以下の写真は全て、涌谷町のほうの黄金山神社です。 茶室がくつろげます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.31 19:24:07
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