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カテゴリ:香道など。「サロン・ドゥ・コロナ」にて
昨日は代官山サロン・ドゥ・コロナさんで
「和の香りと親しむ会」~星合香(ほしあいこう) でした。 五節句の一つ、七夕にちなんだ乞巧奠の設えで。 証歌(テーマ): 久方の天の河原の渡し守 きみ渡りなば楫かくしてよ 古今集 よみ人しらず 組香式で、3種類の香を試し聞きしたあと、本香になります。 試し聞きした3種類なのか、それとも2種類なのか、 全部同じ種類なのか・・・その組み合わせを当てるのです。 今回は、初めてお手前をさせていただきました。 香道では、火種の入った灰の上に「銀葉」と呼ばれるうすい雲母の板を載せて、その上に貴重な香木を載せるのですが、その灰を整えるお手前と、 「聞筋」といって香炉の正面を指定する灰の箸目を。 聞筋には、「真」の香炉と「行」の香炉があって、行の香炉をさせていただきましたが、なんと難しいこと。。 林先生によって迷わず一瞬で行われる作法が、実際にやってみますととてもとても難しくて。 銀葉を、本香盤(銀葉をのせる台)の上に載せるお手前もさせていただきました。 銀葉挟を右手に持って、その右手が動かないように左手で右手首を支えます。 注意深く息を殺して摘んだつもりが、やはり銀葉も挟の先からつるりと逃げて、なかなか難しかったです。 残念ながら当てることはできませんでしたが、貴重な、高貴な香りを聞かせていただいて、心と体が整うといいますか。。 仙太郎さんの美味しい和菓子を頂いて、太田さまの珍しい襦袢を見せていただいたりして、 (袖を通させていただくという、なんという有り難いこと!) 呼吸をととのえ、一区切りごとに、一礼して、気配を感じて。 暑くて何かと気ぜわしい日々ですが、ここにきて、ゆったりと濃密な時間がもてました。 次回は8月、蓮の葉に思いを寄せる荷葉香です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.30 09:15:18
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