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カテゴリ:素晴らしき装束の世界
ひと針ずつ。
縫い物をしていたら、早稲田の学生さんがひょっこり遊びにみえました。 万葉集のお歌の解釈について・・・を皮切りに、 あれやこれやと話題が転がって、とうとう「しとづつ」の話に。 「公人朝夕人」という役職、土田家のことをお話したのが、一番ウケました。 ※「しとづつ」というのは、つまり漢字で書くと「尿筒」でございまして、 形状や使い方は、字面から推察される通りでございます。 束帯を着たときに、この尿筒を扱う「公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)」 という役人がいた、と記録にあります。 この役人が、尿筒を捧持する役目を果たしていたのです。 大切なお装束を、重要な場面で汚さないために、このお役を代々務めていた 土田家には、代々伝わる作法がきっとあるはず。 そして日々、鍛錬されたはず・・・なんてね。 人はなぜ、下の話だと盛り上がるのか・・・。 そんなわけで、今日はなんとなく、和歌の解釈や装束の関係、 「もっとちゃんと学びなさい!」という強いメッセージを受けたような気が。 ・・・がんばれわたし。 2倍速の行動 5割り増しの努力 生活に無理のない範囲でね。 それにしても、お若い方と美しいものの話をするのは とってもとっても楽しかった♪ 今日も、じんわりと幸せな時間を過ごせたみたい。 本日お目にかかった皆さま、これを読んでくださったご縁のある皆さま、 ありがとうございました。 感謝をこめて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.20 21:16:07
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